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【読書録】問題解決の4ステップと15キーワード(オードリー・タン・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、何をするのかを宣言します。

その発表を事前にnoteに公開することで、自分の考えを整理しています。
皆さまの参考になるとうれしいです。

今回読んだ本はこちら。


いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。オードリー・タンさんに関する本は全部読むようにしています。この思考のベースとなるものが何なのか。それがわかる一冊でした。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】すべての人の側に立つ

​私は常に「すべての人の側に立つ(take all the sides)」ことを提起しています。ですが、取りこぼされた立場があることに気づいた場合は、その人の視点を読み取って、私のポジションをその立場に移動させてしばらく生活してみなければ、私が真の意味でその人の視点を手に入れることはできないだろうと感じています。そのため、まずは、「多重視点」で傾聴する必要があるのです。

問題解決の4ステップと15キーワード(オードリー・タン・著)

自分の視点だけで考えるのではなく、いろんな人の側に立ってみて視点を変えてみる。これって凄く重要なことですが、なかなかできませんよね。

私の会社には4人のメンバーがいますが、Aさんの立場ならどうか、Bさんの立場ならどうか……このように全員の立場に立って視点を変えて考えてもよさそうです。そこまで考えると、まったく別のものが見えてくるかもしれません。

私の場合、スタッフに依頼してる仕事をあえて自分で全部やってみることがあります。すると、依頼の仕方が悪かったとか、もっとショートカットできる方法があるなど、多くの気づきがあります。

オードリー・タン氏のいう多重視点。これを常に考えたいですね!

【引用その2】システムが生活を植民地化

​ハイテク技術がもたらした利便性が私たちの生活に入り込んだ今日、資源競争が激化した。その結果、ドイツの社会学者であるユルゲン・ハーバーマスが「システム(効率)は我々の生活を植民地化した」と形容した苦難が生まれたのだ。 そして「植民地化される」圧力に耐えかねた若者が、この世界からの「早期ログアウト」──死を選択するようになった。

問題解決の4ステップと15キーワード(オードリー・タン・著)

「システム(効率)は我々の生活を植民地化した」というのはドキッとさせられる一言ですね。効率を考えるあまり、ルールにがんじがらめになってしまう。ルールの奴隷というのは言い得て妙です。

ログアウトが死というのも斬新な表現です。私たちは、生まれた瞬間にこの世界にログインしてくる。そして、死ぬときにはログアウトする。この考えをしてしまうと、別の世界があたかもあるようで、ログアウトを安易に選んでしまうようにも思います。

【引用その3】すべてをやり尽くす

​幼少時から病気を患っていたため、私は眠ることと死ぬことは似ていると感じていました。ですから夜になっても眠りたくなかったし、目覚めているときの一瞬一瞬をかけがえのないものだと感じていました。そして自分にはやり残したことがあり、それをやり遂げたいといつも感じていました。しかしあとになって、起きている間にやりたいことを全部済ませてしまえば気持ちよく眠れることに気づきました。正面から死を抱きしめれば、少なくとも安心して目を閉じられます。つまり、眠る前に心配事を手放すのです。

問題解決の4ステップと15キーワード(オードリー・タン・著)

「起きている間にやりたいことを全部済ませてしまえば気持ちよく眠れる」というのは、私もよく分かります。気になることがあると何度も目を覚ましてしまったり、寝付けないこともあります。だから心配事ややりのこした作業がない状態にするのがベスト。

いつ事故に遭っても大丈夫。そのくらい毎日をやり切った状態にしたいですね。

まとめ&宣言

オードリー・タンさんの思考は本当にフラットでいいですよね!
自分自身の思考を整理し、効率とも向き合っていきます。

今回読んだのはこちらの本です。

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