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【読書録】「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、何をするのかを宣言します。

その発表を事前にnoteに公開することで、自分の考えを整理しています。
皆さまの参考になるとうれしいです。

今回読んだ本はこちら。

いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。こちらの本は、ダウンロードして空半年くらいたっていました。なぜ後回しにしていたのか……片づける意味も込めて読みました!

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】意志は素質ではない

多くの人は、実行力とはすなわち意志の力であり、意志の力は生まれつきの資質だと思っている。だから決心したことを三日坊主であきらめてしまった後で、自分を「意志が弱い人間だ」と責める人が多い。だが、それは誤った考えだ。実行力は生まれつきの資質ではなく、学んで練習すれば誰でも開発できる、一種の「技術」だ。

「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

昔の私も、本当に意志が弱かったです。何をやっても続かないし、本当に根性が無いと思っていました。趣味も続かないし、アルバイトも続かない、勉強も続かない、部活も続かない……やり遂げたという経験がほぼないんです。

それが今では、メルマガを3,000号以上書き続けています。この著者が言う通り、これって「技術」ですね。

【引用その2】問題を正しく把握する

問題を正確に把握できていなければ、問題ではないことを解決するために、多くの時間とエネルギーを浪費することになる。一生懸命に努力しても関係が改善されなければ、それはただ問題をしっかり把握できなかったことに原因があると考えられる。問題を正確に把握しさえすれば、答えはおのずと出てくる場合が多いのだ。だから問題を解決するには、まず問題が何であるかを、きちんと知らねばならない。

「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

問題の把握って本当に大事。そして、ゴールがどこにあるのかを考えるのもとっても大事。それをやらないと、無駄な努力を続けることになります。でも本人は何かやっているから、ゴールに近づいていると勘違いする。これって本当に無駄ですよね。

問題を常に問題として認識できるように考え続けることが大事です。たまに会話の中で「何が問題なのかわかりません」と言ってしまうことがあります(笑)これは、自重した方がいいような気がしました。


【引用その3】成功者になるために

人間は実に頑固な動物だ。苦痛が十分に大きくならない限り、自分から変化しようとしない。大部分の人はそうだ。ただ、少数の成功者は違う。彼らは外部から苦痛を受ける前に、行動を変える。変化できないとき、将来に予測される苦痛を前倒しして、自分を切迫した状況に追い詰める。これがつまり、「自己動機化(Self-Motivating)能力」だ。

「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

茹でガエルの話は昔から聞いていましたが、これは本当に実感しています。結局、小さな苦痛だと慣れてしまう。本当のホントに追い込まれたら、人って動くようになるんです。

私が起業してうまくいっているのは、追い込まれたからです。家が資産家でお金があったら、ここまで追い込まれることはなかったでしょう。明日の生活が危うい!その強い動機付けがあったから、これまで頑張ってこれました。

【引用その4】いつやるかが大事

同じことでも実行する時期によってその難しさの程度が違って感じられるからだ。すぐに勉強するのは嫌でも、夕食後はなぜか勉強が進む気がする。いま手にしているたばこをやめるのは難しいが、新年から禁煙するのはなぜか簡単に感じられる。このように、同じことでも時間的距離によって実行の難易度が違うように感じられる現象を「時間不一致(Time Inconsistency)現象」という。そのため、後で実行する計画に対しては気持ちが大きくなりやすく、いくら小さいことでもすぐに実行に移すのは難しい。だから実行は常に先延ばしになるのだ。

「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

「あとだったら出来る」というのは本当に思い込み。これが先延ばしの元凶ですよね。今は出来る気がしないけど、あとでならできそう。ダイエットも、運動も、勉強も、なにもかもがそう。

その勘違いに気づけたから、今があります。
今やるのが断然お得。それ以外はありません!!

【引用その5】スピードが相手への尊重に

スピーディーに反応すれば、どんな状況でも他人の好感と信頼を得ることができる。なぜなら、人は相手がスピーディーに反応してくれるとき、自分が尊重されていると感じ、相手を信頼できる人だと判断するからだ。電話やメールの応答が遅れたり、返事がなければ、その人が自分を無視したり侮辱しているように感じられると言う人も多い。実際、何であれ早めに片づける人であっても、嫌いな人から頼まれると、わざとでも遅らせるものだし、のろまな怠け者でも好きな人の前では、反応の速度がいきなり光速にまで上がるものだ。したがって、どうせしなくてはならないことなら、即断即決で処理するのがよい。速度は自分を他の人たちと差別化するもっとも効果的な手段であり、アドバンテージをとるためのもっとも確実な要因だ。

「後回し」にしない技術(イ・ミンギュ、吉川南・著)

スピードが相手を尊重することにつながるというのはいいですね。私の場合、起業してからずっと「スピード」を意識していましたが、相手にはそのように伝わっていたのかもしれません。たまたまですが、いい習慣でスタートできていました。

合理的に考えたら「早さは正義」なのですが、多くの人が期限ギリギリにやったり後回しにする傾向があります。戦略的な遅延じゃない限り、それって無意味ですからね。


まとめ&宣言

すべてを先に実行します。
迷うまでもなく、即断即決!!

今回読んだのはこちらの本です。

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