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値段を決めるときに考えていること

このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。

皆さん、おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。

まずはちょっとやってみる。
すると、全部終わってしまう。

昨日はそんな体験をしました。

Zoomシェア会(11時開始)まで、ちょっとだけ時間がありました。
60分あれば、動画の編集くらいできるかな……。

そう思って、火曜日に収録した動画の編集を開始。
カットする箇所は、スタートと終わりだけ。

あとは音声を調整して、聞きやすくしました。
最後にクレジットを入れたり、少し効果も足しました。

動画のデータを書きだそうとしてもなかなか終わらない。
そうだ、この時間に申込フォームを作っておこう。

過去のフォームを複製して、今回にあうように調整。
Zoomシェア会が終わった後に、まだ30分あります。

申し込みページの下地でも作っておこうかなぁ。
作業がリズムよく進みます。

セミナー後にも60分くらい時間がありました。

あれ……今日仕上げあげられるかも。
時計を見たら17:57。

会社を出る3分前にこのページが完成したのです。

ページはまだまだカイゼンしますが
まずはこれで一旦完成とします。

1日4時間セミナーなどで埋まっていましたが
隙間時間を使ったら、ここまでの作業ができるのですね。


それでは、メインコンテンツにいってみましょう!


■値段を決めるときに考えていること

自分で提供しているサービスですから
好きに値段をつけることができます。

それって経営者の醍醐味かも知れませんね。

自分が納得した値段をつける。
そして、その“感覚”が正しかったかを確認できる。

せっかくなので、今回リリースした
『フォーム営業の極意』を題材にご説明しましょう。

今回の動画は、

・52分
・フォームからの営業手法の解説
・Zoomで録画したもの

このような内容です。

皆さんだったらいくらの値段をつけるでしょうか?

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私は、22,000円と考えました。

ただ、スタート段階なので、あえて9,800円に大幅値引き。

この金額を安いと思うでしょうか。
高いと思うでしょうか。


私は、この値段を直感で決めています。

ただ、直感と言っても過去の経験があってこその直感です。

この手の動画は、投資として考えています。
この投資に対して、どの程度のリターンがあるか。

この動画は、見る人が見たら、3万円、10万円の価値も生み出します。

なぜそう言えるのか?

実際に、フォームから営業メールを送っていて
まったく反応が無いという人には最適。

すでに、そこにコストをかけているからです。

仮に、アルバイトさんを雇って1時間で30件営業できている。
その時給が1,800円だとします。

1件の投稿にかかるコストは60円(1,800円÷30件)。
2分に1件の投稿ですから、かなり早いですよね。

機械的に8時間稼働して、14,400円。
投稿できる件数は、240件。

単純計算するとこのくらいのコストがかかります。
それなりに工夫して、アポが毎日1件取れるとします。

私の動画を見ることで、

1日240件……アポ1件
 ↓
1日80件……アポ2件

このくらいの成果はすぐ生まれることでしょう。

相手のことを考えて文面を調整するので時間がかかります。
でも、見るべきポイントって実はシンプル。

そこに気付いていなかったり、
どこを直したら自然な問い合わせに見えるのか分からなかったりします。


仮にアルバイトさん10人でそれをやっていたらどうでしょう。

1日14.4万円かけて10件のアポイントが取れていた。
それが同じコストで20件のアポイントになる計算です。

もともと28.8万円かけて20件のアポが取れていたのが
半額になるともいえます。

この効果が見えているなら、22,000円というのは破格。
まあ、10万円くらいの値付けでも良いのかも知れません。

ただ、直感的にこれで10万円は高いと思ったので
高くても、55,000円でしょう。


このような思考で、どのくらいの利益を提供できるか。
さらに、それに対して「安い」と思ってもらえるような値付けにしています。

参考になればありがたいです!


【編集後記】メルマガはプレッシャー

今日はずっと動画の話を書いているので、
編集後記も動画の話にしました。

メルマガにこうやって書くことで
自分を追い込むことができます。

「へ~。言ったとおりにやっているんだ」
「いいペースで進捗してますね」
「速い!」

っていわれたら嬉しいですからね。

私は経営者なので、自分の管理を自分でやらないといけません。
誰かが叱ってくれるわけでもありません。

そのため、こうしてメルマガに書いて
自分の進捗を報告して、プレッシャーをかける。

人に目を使うのが私にとっては一番。

人の期待をまっとうしたい。
だから、そこで頑張れる。

まあ……期待されているかわかりませんが(笑)
こういう使い方もありですよ。


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