日付よりも時間指定の方が嬉しい理由
このコラムは、メルマガ『0.1%の成長』をnote用にアレンジしたものです。個人のビジネススキルを高める情報を日刊でお送りしています。今まで3,000本以上のコラムを書き、32冊の書籍を出版してきました。そのノウハウをまとめてお届けします。
おはようございます。
アイ・コミュニケーションの平野友朗です。
昨日、文章力アップの企業研修をしました。
「無事に終わった!!」
という清々しい気持ちで今日一日がスタート。
(なぜそうなのかは、編集後記で)
こうして、文章の研修をやると
「正確に書いて伝える」重要性に気づかされます。
辞書に載っている言葉の入れ替わりがあったり
公用文の作成ルールが70年ぶりに変わったり。
そういった情報を常にキャッチアップする必要があります。
「公用文」といえば、今度こんなセミナーがあります。
70年ぶりに文章のルールが大改正!
最新のビッグニュース
「公用文作成の考え方」を解説
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※参加費無料
実践塾の会員さんとのコラボ企画。
私は興味があるので、インタビュアーとして参加。
聞きたいことを聞いて、皆さんの前で勉強(?)します。
読点の「,」を使うのって違和感がありました。
それが「、」に変わる。(←今さら??)
そんなルールも再確認しようと思います。
それでは、メインコンテンツにいってみましょう!
■日付よりも時間指定の方が嬉しい理由
個人事業の方と仕事をするときに
期限設定に迷うことが多いです。
たとえば、次のように言われたらどうでしょうか。
「2月4日(金)中に対応します。」
一般の企業の方であれば
18時頃だろうなぁ~と思ってみています。
これが広告代理店さんの場合は
20時くらいまで働いているかもって考えます。
そして皆さんほぼ思った通りの動きをします。
一方個人事業の方は、夜型で仕事をしている人が多い。
そのため、夜中の2時3時にメールが来ることもあります。
私も、自宅で1人で仕事をやっているときは
「その日中」というのは、23時59分でした(笑)
場合によっては、相手に確認して
期限を翌日の8時くらいまで引っ張ることもありました。
今、書籍のゲラのやりとりをしているのですが
「2月4日(金)中にお願いします。」と言われると難しい。
20時に送ったら、遅いと思われるかもしれないけど
早いと思われる可能性もあります。
そこで、すべて時間も指定してもらうようにしました。
2月4日(金)中のオーダーも時間指定をしてもらうと、
2月5日(土)9:00だったリします。
お互いが気を遣いすぎると
ポッカリ空白の時間が12時間くらい生まれてしまいます。
相手が作業に入れるタイミングを聞いておき
そこを死守するように仕事をしていく。
これが出版の時は、一番いいなぁと思っています。
相手が一般企業なら、土日は含みません。
金曜日の18時に送って、月曜日のお昼に戻してくださいというのは
かなり殺人的なスケジュールですよね……。
私も例外的に土日を優先して使う仕事があります。
それが出版です。
全体の進行の都合で
どうしても、土日の稼働が必要になります。
今書いている書籍は、2月14日(月)が校了日です。
この週末も稼働が必要そうなので出社して、
その分、平日休もうと思います。
(平日は、山も空いているのでむしろラッキー)
こうして、スケジュールをしっかり立てて仕事をする。
それが何より楽しいです。
複数の人が関わっていて、みんなが時間を守る。
その結果、短い時間で最高のものが出来上がる。
時間指定が無い仕事の場合、当日になって
「お送りできるのが20時になりそうです」
のようにお詫びをする必要が出てきます。
それって、凄く不毛なんですよね……。
ということでこれからも以下のルールで仕事をしようと思います。
●時間指定のある仕事
・その時間を守る
●日付指定の仕事
・18時という常識的な時間を守る
●ギリギリまで引っ張りたい仕事
・時間で指定してもらう
こうして曖昧なものは、ズレの内容に調整する。
それが仕事の進捗で重要なことです。
【編集後記】企業研修に登壇
昨日は、あるIT企業の
『ビジネス文章力アップ講座』の講師を務めました。
Zoomのウェビナーを使っていて自分の顔しか見えないので
受講生が何人いるのかこちらからは見えません。
途中でチラリと名簿を見たら700人に迫っていてビックリ!!
(依頼時は、100人くらいですかね~という話でした・笑)
3時間のプログラムを90分に凝縮。
そのため、時間管理が重要です。
18時からの研修で余裕もあります。
午後に2回ほど通しでリハーサルをやりました。
(↑これ凄く珍しいです)
全体の流れを確認。
ワークを入れるポイントを確認。
そのページで一番強調したいことを確認。
旬なネタを追加。
こうして2回もやると、洗練されます。
そして3回目にいよいよ本番です。
今回は、参加できない方のために
録画放送もおこないます。
そのため、言い間違いにも注意して進行。
19時30分までの研修だったのですが
秒針を見ながら、19時30分5秒で終了。
内容も納得のいく出来でした。
昨年の12月に決まったこちらの案件でしたが
ちょっとだけプレッシャーがありました。
その仕事が気持ちよく終わったので
しばらくこの開放感に浸れそうです。
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