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【読書録】人間の本性(丹羽宇一郎・著)

なぜ、読んだ本を公開するのか

毎週日曜日7時~『ビジョナリー読書クラブ』というオンライン読書会に参加しています。そこでは、読んだ本の一部を引用し、自分の気付きを伝え、最後に何をするのかを宣言します。

いつも発表するときに、引用箇所を入力したり、Kindleから自分にメールで送りコピペしたりするのですが、それを消すのってもったいない。

あ!noteに残しておけば一石二鳥。
ということで、発表内容をまとめた記事を書き続けています。

読書会は、一般の方でもお試し参加もできるので、興味のある方はぜひ!

読書が苦手な方も、読書習慣が手に入ります!
読書が得意な方は、ワンランク上の読書が身につきます。

ビジョナリー読書クラブのお試し参加の詳細はこちら。

今回読んだ本はこちら。


いつものように、Kindle Unlimitedで気になった本を物色。幻冬舎の本がたくさん追加されていたので、一気にダウンロード。帰省中にたくさん読めそうだったので、20冊ビジネス書を入れました。なぜか、「生き方」に関する本がたくさん出てきたので順番に読むことに。

それでは早速ご紹介しましょう。

【引用その1】問題が無いのは不幸!?

常々、「生きることは問題だらけ、問題があるからこそ人間は生きているんだ」ということをいっています。生きていれば、次から次へと問題が起こる。仕事のトラブル、家庭の問題、健康のトラブル……人生は何か問題が収まったかと思えば、また次に別の問題が起こるという連続ではないでしょうか。
それなのに「問題はないのが幸せ」という前提で構えすぎる人が多いように感じます。問題を大仰にとらえ、いざ問題が起こると、慌てて冷静さをなくしてしまう。人生において「問題はあって当たり前」なのです。
悩みがあるから、人はそれを解決して前へ進もうと知恵を出したり工夫したりして頑張れるわけです。そういうときにこそ、もっとも人間らしさが出てくると思います。
生きる醍醐味は、問題があればこそです。

問題があるのって「悪いこと」だと思っていましたが、問題があるからこそ改善したいと思えるし、乗り越えたいと思えるし、必要な物だなぁと思います。

問題が無いのが幸せっていう前提を私も持っていましたが、うまく行きすぎると達成感も持てない、張り合いもない。そんなことに気づけました。生きる醍醐味って、問題解決なのかもしれません。

ここを読んでいて、今年もしっかり問題を作って(見つけて)、解決するぞ!!と思えました。


【引用その2】不安が次から次へと

傍からはものすごく幸せそうに見えていても、人は誰でも何らかの不安は抱えているはずです。われわれは、幸せであること自体に不安を懐くこともあります。なぜならいまの状態が永遠に続くことはありえず、いつか幸せを失うことだってありうるからです。
不安を打ち消そうと努力をして、その不安が消えても、また別の不安が次から次へと生まれてくる。しかし、そんな不安と闘うことで人は成長します。不安は人を前に動かす大きな力になるのです。
人は真面目に仕事をし、真剣に生きようとすればするほど、不安の数も増えます。
2つのこともあれば、3つ、4つのこともある。ですから不安が湧いてくるたびに、いちいち「大変だ」とおろおろしても仕方ありません。

Facebookを見ていると、幸せそうな人をたくさん見ます。それを見て自分は不幸だと思う人もいるかもしれません。幸せって、相対的なものじゃ無いと思うんです。自分にとっての絶対的なもの。

幸せそうな人と話してみると、結構悩みを抱えている人が多いことに気付きます。一度幸せになってしまうと、この幸せがなくなってしまうのか、不安になるかもしれません。

結局、年収が多くなると、お金がなくならないか不安になったり、家を買ったら、火事にならないかが気になり、車を買ったら来付けられないか心配になる。これは仕方が無いことですね。

自分が持っていると不安に気付いて、そこに向き合っていきたいですね。


【引用その3】ありがとう

ふだん不必要に怒らないようにするには、他人に期待したり頼りすぎたりしないようにすることが一番です。
自分がこの世に命を授かったこと、直接、間接に自分を支えてくれてきた無数の人たち、自然……そうしたものへの感謝の気持ちをいつも持っていれば、他人のせいにしたりせず、心が穏やかになってイライラした気持ちは減るはずです。
以前ある宗教団体のリーダーの対談を目にしたことがありますが、その方は自分に起こるどんなことに対しても「ありがとう」といっています、とおっしゃっていました。たとえ車に礫かれて怪我をしても「ありがとう」、人から悪口をいわれても「ありがとう」といわれるのだそうです。

私も「すみません」と言ってしまう癖を強制的に「ありがとう」に買えました。一般社団法人PAGにも「プロフェッショナルありがとうの会」という感謝をする会があり、そこにも所属しています。ありがとうの習慣は最強だ、と思います。

ずっと人に期待していました。ここまでやったんだから○○してほしい。こちらはお金を払っているんだから、○○をやって当然だ。こんな感じの期待がありましたが、あるときからすっかり手放しました。

人に対する期待を手放すと、凄く生きやすい。すべて自分の責任だ。そう思えるようになってから、本当にイライラすることがなくなりました。たぶん、この10年以上、人に対して強い怒りを持ったことがありません。もしかしたら、15年くらいかも。


【引用その4】損得勘定だけだと窮屈

損得勘定ばかりの生き方から離れるためには、楽しいかつまらないか、面白いか面白くないか、あるいは気持ちがいいかそうでないかという選択肢をたくさん自分のなかに取り入れることです。
楽しいかつまらないか、気持ちがいいかよくないかといった価値観で行動を起こすようにすれば、損得勘定だけの窮屈な人生からは解放され、心豊かな日々を過ごせます。
本当に楽しく生きているな、面白い人生を送っているなと感じる人は、お金がなくてもあこがれの目で見られます。

楽しいーつまらない
面白いー面白くない
気もがいいー気持ちが悪い
損かー得か
意味があるかー意味が無いか

このように自分の軸を持っておくと困ったときにすぐに決断することができます。私は、合理的に考えるので「損得」が強いように終われるかもしれません。でも、その要素って実は結構弱いのです。

いろんな軸で考えて、自分にとって合理的な結論を出す。それが私にとっての正解だなぁと思っています。

自分で意味を見つけて楽しむ。それがとっても大事ですね。


まとめ&宣言

自己理解をもっと深め、自分の感情に敏感になるようにします。

そして、それを論理的に理解し、処理していきます。


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