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ラオスの珍食材

※グロ注意:日本では普通は食べない動物の食材があるので苦手な方はお気を付けて。

ラオスでは、いわゆるゲテモノと呼ばれるような色々な動物を食べる文化がある。今回は食べたことないものも含めていくつか紹介。動物愛護などの観点から、苦手な人もいるかもしれないが、あくまでラオスの食文化としてとらえてほしいと思う。

まずは初級編。見た目も味も食すハードルが高くない食材。ラオスに住んだら食べる機会が一度くらいはあるかも。

1.カエル
普通にそこら辺で食用で飼ってる。これは日本でも食べたことがある人が多そう。鶏肉みたいな味でかつ鶏肉より身が柔らかくて美味しい。食すハードルは低め。

2.バッタ
こちらもあるある食材の虫さん。素揚げに塩だと普通にエビの唐揚げ。これも日本にイナゴ文化があるのでハードル低め。

3.コオロギ
日本ではあまり見ないし、Gキブリに似てるのでちょっとハードル高め。とは言え味はバッタとほぼ一緒なので普通にいける。

4.蚕の蛹
これもラオスではよく見る虫さん。ラオスのスーパーだと冷凍で売ってる。中のクリーミーさが良き。繭からシルクの糸を作るときに出てくるやつなので、捨てずに食べるというエコ。

次に中級編。見た目と味が人によってはなかなか衝撃なやつら。

5.カイルーク(こどもの卵)
宇宙人という表現の方がまだ抵抗がないかもしれない。見た目がダメな人が多いかも。味はかなり美味しい。フィリピンのバロットが有名だがだいたいそんな感じ。

6.お犬さん
これはもう無理な人も多いと思う。特にペットで飼っている方々。現地の人たちにとっても割と特別な食べ物で、曰く現地の蒸留酒と食べると最高らしい。臭みが割と強い。

7.スズメ
見た目通りで食べるところが無いし、そこまで美味しくは無い。銃で撃って取るらしいが、取るのが難しいのにこんな感じなので、できればあまり食べようと思わない。

8.アリの卵
一見なんでもない食べ物に見えるけど、実はアリの卵。ラオス人にとってのご馳走食材。正体を知ると「え…」てなるけど、実は非常に美味しい。

9.アヒルの生血
ラオスではど定番のおもてなし料理。想像すると結構なグロさ。血自体に味はそんなに感じ無いが、味付けが最高に美味しい。寄生虫がいる可能性があるので少し警戒が必要。

最後に上級編。レアな食材。ほとんどが地方に行く山の途中にある小さな市場で見かけたやつら。食べたことないので、いつか食べてみたい。

10.おたまじゃくし
カエルは食べるけど、まさかおたまじゃくしを食べると思わなかった。カエルの子はなんとかと言うし…美味しいのかも。

11.トカゲ
高級食材。スープにして食べるらしい。美味しいらしいのだが、旬の時期が限られているし、なかなか市場でも現れないので食べられたらラッキーな食材。

12.コウモリ
ラオス人に聞くと唐揚げにするのが美味しいと言っていたような。ラオスに行ってすぐ市場で見かけたが、食べ方がわからないので断念した。

以上、ラオスで見つけたゲテモノたちだが、他にもリス、ネコ、虫色々など、ラオスでは、かなりたくさんの種類の動物を食べる。

こういった食材は、なかなか受け入れられない人も多いと思うが、これがラオス食文化であり、わたしはラオスの人たちが食べるものは、どんなものでも食べてみることにしていた。

動物愛護と食文化のバランスは本当に難しいとは思うが、やはり文化の尊重も必要かなと個人的には思っている。

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