介護/医療のパワーハラスメント対策研修
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。
今回は、医療/介護施設のパワーハラスメント対策についてお伝えします。
読んでいくだけで、研修とすることのできる内容になっています。
皆さんお気づきのように、この業界はパワハラが多いです…。
この研修によって、パワハラの実態・パワハラと指導の違いなどを学んでいただくことで、御社のハラスメント撲滅にお力添えができるかと思います。
内容は次のようになります。
力作なので、300円とさせていただきました。
ご購入いただけるとうれしいです。
医療・介護の現場でのハラスメント
まずはこちらのデーターをご覧ください。
データーを見ると、近年になって相談件数が急激に上昇していることが分かります。
あなたの職場も例外ではないはずです…💦
一般的な職種と違い、医療・介護の現場でのハラスメントにはさまざまな関与者がいます。
生命を左右するような急変時や緊急時に医師や先輩から社会性を欠く言動を受けたとしても、安全管理上の問題と受け止められ、パワハラとして取り上げられにくい…。
一方、加害者本人に自覚がないまま、パワハラを行っている場合もあります。
部下や後輩に対して行う業務上の「指導」が過剰になり、ついつい言い過ぎてしまうということは誰にでも起こり得えます。
「よかれと思ってしたこと」が相手によってパワハラと取られることもあります。
加害者本人に悪気がなくても、精神的・身体的な苦痛を相手に与える行為はパワハラと見なされます。
職場内でのパワハラは誰もが当事者になり得る問題であり、パワハラ対策を効果的に進めていく上で、どういった行為がパワハラなのかを理解することが必要です。
パワーハラスメントとは
まずは定義から見てみましょう。
パワーハラスメントとは、【同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為】です。
代表的な行為として以下のような6つの類型が存在します。
パワハラの行為類型典型例
① 身体的な攻撃
これは「暴行・障害」のことです。
例えば、
物を投げつけられ、身体に当たった
蹴られたり、殴られたりした
いきなり胸ぐらをつかまれて、説教された
などがあります。
② 精神的な攻撃
これは「脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言」などです。
例えば、
同僚の前で、上司から無能扱いする言葉を受けた
皆の前で、些細なミスを大きな声で叱責された
必要以上に長時間にわたり、繰り返し執拗に叱られた
などがあります。
③ 人間関係からの切り離し
これは「隔離・仲間は外し・無視」などです。
例えば、
理由もなく他の社員との接触や協力依頼を禁じられた
先輩・上司に挨拶しても無視され、挨拶してくれない
根拠のない悪いうわさを流され、会話をしてくれない
などがあります。
④ 過大な要求
これは「業務上明らかに不要なことや、遂行不可能なことを強制、仕事の妨害」などです。
例えば、
終業間際なのに、過大な仕事を毎回押し付けられる
一人では出来ない量の仕事を押し付けられる
達成不可能な営業ノルマを常に与えられる
などがあります。
⑤ 過小な要求
これは「業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと」です。
例えば、
営業職なのに、倉庫の仕事を必要以上に強要される
事務職で採用されたのに、仕事は草むしりだけ
他の部署に移動させられ、仕事を何も与えられない
などがあります。
⑥ 個の侵害
これは「私的なことに過度に立ち入ること」です。
例えば、
個人所有のスマホを勝手にのぞかれる
不在時に、机の中を勝手に物色される
休みの理由を根掘り葉掘りしつこく聞かれる
などがあります。
いかがでしょうか。
自分の職場で考えた時、『これはもしや』と思われた項目はありませんか?!
パワハラと指導の違い
ここは一番重要です。
パワハラと指導は紙一重。
しっかりとこの違いを認識した上で指導に当たらなければなりません。
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