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シルエットに惹かれると黒くなる

月曜に越谷のレイクタウンアウトレットでパンツを買った。
X-girlで試しに履いてみたら、シルエットがとってもすてきだったから。
ハイウエストで、ウエストはキュッと絞られているけど、ゆったりしている。厚めの生地でポケットが横に張り出すように作られているせいで、ゆったりしているのにスタイルが良く見える。さらに50%OFF。
またしても黒いボトムスが増えてしまった。

きれいな明るい服が好きなのだけど、そういう服はあまり売っていない。
気に入る色で、柄で、サイズで、シルエットで、素材で、となると、なかなか出会えない。
その点、黒は出回っている総数が多いから、黒い服が増えていってしまう。
黒も好きなんだけど、もう少しなんとかならないものか、といつも思う。

そんなわけで、お気に入りを買えたわりには、ウキウキ度合いは落ち着いていた。
それでも「すてき!」と思って買ったものだから、さっそく今日着てみた。行き先は近所だし、誰に会うわけでもないけれど、そんなこと言ってたらいつ着るんだって話になる。普段着こそ、気に入ったものを着るべきなのだ。
思ったより裾が長くて3つ折りにしてみたけれど、やっぱりとってもいい。
柔らかくて着心地もいいし、楽だし、何より自分がステキだと思っている服は気分がいい。
パンツは試着やら丈直しやらが面倒で、つい近所で手頃なものを買ってしまうことが多かったから、1軍のパンツが手に入ったことがうれしい。

人のことはわからないけど、私の場合、今回のように「黒のパンツって他にもあるんだけど、でも楽ちんだし、持ってないシルエットだから買おう」みたいに、今後気に入るであろう服を買うと、ハズレがない。
「この柄に一目惚れ!」みたいなテンションで買うと、やっぱりシルエットが微妙だぜ。とか、着心地がね。とか思い出して、そこまで着ないで終わってしまう。

服だけでなく、強い高揚感で決断したものは、長続きしないことが多い。
もっと淡々と、「あー、これ絶対いいよね。」とじんわりくるものは、今すぐ使うものでなくとも、買って寝かせて後で使うことも多い。

「買ってきたものはすぐに開けてすぐ使う!」じゃなくたって、いいじゃないか。(今回はすぐ履きましたw)高揚感なんてなくたっていい。淡々と、でも確かに自分の中心に響く好きなもの。そういうものがいい。

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