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シン・エヴァンゲリオン劇場版 もう感謝しかない長い年月をありがとう

2021年3月8日
2度の公開延期を経てやっと公開されたエヴァンゲリオンの最終章。

※ネタバレを含みます!

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どうしても初日には行けず泣く泣く10日に観ましたが、上映中の155分間はあっという間でした。
残念無念のパンフレット売り切れ!グッズも何も無かったので絶望感しかありません。

が!気を取り直して。

開口一番は、「ただただ、良かった」
後半はほぼ泣いてました。
あと数回は観て私なりに真の完成を遂げたいな、と。
私の占い師としての世界観と、エヴァンゲリオンを知ってから26年という歳月を含めた感想になります。

年月日がスゴい!
数秘術で読み解く神秘のエヴァはこちら

エヴァのこれまでの世界が生命の樹や人類補完計画によって仕組まれていたものが、生きている喜びに変わる

生きるための目的と世界が変わっても、魂がある限り何度もその目的や生きる意味を思い出せるような。
何をするために生まれてきたのか、共に歩むのは誰か、どこに向かうのか。
この宇宙に生まれた私達と同じ、生きる使命を全うしようとしている全登場人物を誇らしく嬉しく思う


アスカが式波でも惣流でも、レイが綾波でも仮称でも、私達を魅了して止まない愛すべきヒロイン

ミサトさんの本心に涙腺崩壊します。大好きなミサトさん本当にカッコイイです
プリップリのナイスバディを露出しながらエビスビールを飲んだくって、一升瓶を抱えたままガーガー寝てた、あのミサトさんが、シンジをあんなにしてしまったのは自分のせいだと悔いていた事。そして息子に対する想い。
加持さんと加持くんが会えないなんて…ミサトさんも会えないなんて。
あの写真を見るとシンジの事も息子同然にずっと大切に想っていてくれた事に、ハグするところで涙が止まらなかった。
1人責任を取るために特攻するミサトさん…ほんと泣ける。
空白の14年が悲し過ぎる。

そして、カヲルくんのループも泣けます
シンジに言っていた、君に会うために生まれてきたんだねの謎が解けます。
孤独な時間と永遠に変わらないと思われるループというかルーティンに泣けてしまう。
Qのカヲルくんを思い出す。そんな顔をしないで、また会えると言っていたのもこの事なのね、と。

加持さんと関わっていた理由は1回観ただけでは分からなかった…。

シンジの父、碇ゲンドウ
エヴァンゲリオンはゲンドウの愛の暴走物語でもある。
まさか!暴走!?ってやつ。

ゲンドウはシンジと同じで、人と繋がる事を恐れ心に壁を作っている
これがATフィールド、心の壁、精神の壁、誰もが持っている自分を守る壁
ただただユイに会いたいがためだけにゼーレのシナリオを書き換えてまで、究極の愛を求めてる男。
最後はユイに会う目的も達成してハッピーエンド。

そう、全てがハッピーエンド

庵野監督は私が求めてるエンドを届けてくれました

テレビアニメ版の最終話はシンジの精神世界の統合。
おめでとう!ありがとう!の世界。
あの時は全くもって理解不能だった世界観が、スピリチュアルを知った今なら分かる。
潜在意識の集合意識は全人類がアダムカドモンに還るための真の統合。
エヴァは旧約聖書に準えている部分が多く、知れば知るほどに面白くてたまりません。

旧劇場版 Air/まごころを、君に
アスカ推しの私は1番好きな作品、ですがラストには物足りなさがあります。あの頃は意味が理解出来ず心理に辿り着けなかった。

もっとちゃんと納得して終わって欲しいのに!って私のような意見を汲んでくれて(たぶんきっと)満を持して新劇場版がスタートしたのです。

私のエヴァ人生、長かった
これからも続くし一生エヴァ人生ですが。

私だけじゃなく、多くの方々がエヴァンゲリオンと人生を共に歩んできたはず。
パチンコに興味なかったのに、演出を見て体感したいがためだけにエヴァパチのみ打ってた遠い過去の時期もある。
全回転やカヲルくん背景が出た時なんか悲鳴を上げてたもんね。もう誰のどんな演出があったかは忘れてしまったけど、懐かしい思い出です。

話が逸れたけれど、とにかくエヴァファンにとっては幸せな形で完結してくれた事に感謝しかないです。
観ていると走馬灯のようにエヴァ歴史が蘇ってくるので、自然に泣けてくるんです。

エヴァンゲリオンが必要ではない世界に還る事、ヒトとしてそれぞれが終わりと始まりへ還っていく
これで良かったと、これもまた生命の樹セフィロトの樹の始まりの物語なんだな、と。

ただただ、ありがとうの気持ちしかないです。
エヴァンゲリオンを作品として観られる時代に生きている幸せな自分。
きっと多くの人達とこの気持ちはシンクロしているという共感と共有が心を満たしてくれる。

エヴァンゲリオンが全てを浄化したように、私のエヴァ人生も一区切りとして浄化されました。

この先もまだまだ旧劇場版も新劇場版もテレビ版も何度も観るけれど、この終劇がどんなに素晴らしいかを知っている今なら、各作品のシンジ達オールキャストの悲しみや辛さや葛藤といったネガティブにフォーカスした部分は通過儀礼として必要な魂の成長なんだよ、だから大丈夫なんだよ、と全部繋がってるんだよ、と成長した目線で観られると思うの、私が。

進むべき選択する道は何本もあるけれど、近道や遠回りをしても結局行き着くところは同じで全部交わっている。

たとえ、こうしよう!こうなりたい!と潜在意識を書き換えたつもりでも、コア(魂)が求める事と合致しなければ潜在意識を本当の意味で書き換える事は出来ない。

シンジの求める世界、真の書き換えが起こり具現化した世界が『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』

真の世界、まことのせかい。
新しく生まれ変わる、新生
なのかな、と。

心から、ありがとう。
そして、卒業おめでとう。
シンエヴァをまだ1回だけ観た今の気持ちです。


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