見出し画像

#6 行動の優先順位付け 〜Z型行動〜

昨日は、タイムマネジメントについて投稿させていただきました。
今回の記事は行動の優先順位付けについてです。
ぜひ前回とセットで見ていただけると幸いです。

1.優先順位付けのマトリクス図

まず最初に、実際に僕も活用しているマトリクスです。
会社や組織としても、個人の生活としても活用できるかと思います。

スクリーンショット 2021-05-06 12.11.15

第1象限:重要かつ緊急なもの
     →事後対応ともいう
第2象限:重要だが緊急ではないもの
     →将来へつながる時間の確保、事前対応ともいう
第3象限:重要ではないが緊急であるもの
     →突然振ってくる急な飲み会や依頼、遊びなど
第4象限:重要でも緊急でもないもの
     →判断軸が曖昧な思考、なんとなく過ごす時間

各象限に自分のタスクを振ってみてください。

例えばこんな感じです。

スクリーンショット 2021-05-06 12.09.10

2.L字型行動(NGパターン)

まず、よくない行動パターンとしてあげられるのがL字型行動です。

スクリーンショット 2021-05-06 13.39.32

第1象限→第3象限→第4象限というL字型に行動していくパターンです。
これでは、重要だが緊急ではない(第2象限)への投資がなくなるため、将来へつながる時間がありません。
つまり、これでは、組織も個人も成長はしません。

3.Z型行動

次にZ型行動です。

スクリーンショット 2021-05-06 13.40.25

第1象限→第2章限→第3象限→第4象限という行動パターンです。
これにより、第2象限への時間投資も行われています。

前回、タイムマネジメントについての記事を投稿しました。
そのタイムマネジメントの中でも、この第2象限は非常に重要になってきます。
緊急で重要なこと(第1象限)は、誰でも最初に取り組みますが、タイムマネジメント能力で差が出るのは、「第2象限に時間を使うこと」です。
第2象限は緊急ではないが故に、なかなか手をつけられない領域ではありますが、いつまでも手をつけないでいると、徐々に緊急度が増してくることになり、第1象限の項目が増えることになります。

第2象限に意識的に取り組むことは、結果的に重要かつ緊急な事柄を減らしていくことにも繋がります。つまり、リスクマネジメントにもつながるのです。

4.まとめ

ここまで、物事の優先順位の付け方として、Z型行動の話をしてきました。
まずは、マトリクスを利用して、物事を整理する。そして、そのマトリクスをZ型に沿って行動することです。

前回の記事で、タイムマネジメントは、「自分の目標に対して自分のエネルギーをマネジメントすること」と書きました。

このマトリクスでいうと、第2象限に対して、いかに自分のエネルギーを向けられるかで、自分の成長は大きく変わってきます。

ぜひ、タイムマネジメントとセットで、Z型行動を意識してみてください!

本日も最後まで閲覧していただきありがとうございます!
引き続き、よろしくお願いいたします(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?