落語を通して考えるマジックという芸の事。
8月11日~20日に鈴本演芸場にて行われている「吉例夏夜噺 さん喬・権太楼 特選集」に行ってきました。しっかりと新型コロナ対策がされ、客席も一つ置きの半分が定員。豪華な面々が出る舞台なだけにもったいないなと思いましたが、逆に言えばとても贅沢な時間だなとも言えます。
落語という芸は本当に不思議な芸だなぁと見る度に思います。特に古典落語の場合、どんな話かはある程度オチまで含めて知っていたりしますし、他の落語家さんがやっているのを聞いている事も多いです。それなのに、例えば前座さん