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マジック関連の良記事まとめ

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noteの中にあるマジックやエンタメ関連の記事のうち、気になるもの、好きなものを集めました。
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#手品

【手品】ACAANについての雑記

※注意 この記事は手品師向けです。 ACAANの方法論ではなく、演出について思うことを書き残す。 テーマ:ACAANの演出の考察【はじめに】 ACAANについては、マジシャンがプロットや方法論に惚れ込みすぎてしまうが故に、「一般人にも十分にこの不思議さが伝わるに違いない」と勘違いしやすい。 ここでマジシャンは冷静になる必要がある。果たしてACAANは、一般人にとって魅力的なプロットだろうか? 「一般人にとって魅力的なプロット」とは、凝った味付けをせずともお客さんを惹き

噂の長崎のパワースポット【アンデルセン】に行ってきたレポ

先日訪問した長崎の知る人ぞ知るパワースポットあんでるせんについてレポート。 友達からのLINEで「あんでるせん行かへん?」と誘われた。 一瞬パン屋?と勘違いするほど私にはあんでるせんに対する情報がなかった。 誘ってくれたまいちゃんは面白くて魅力的なお友達。 あんでるせんはよくわからないけどなんだかおもしろそう。 とりあえず行ってみよう。 人生に大事なのはノリと勢いだと信じている。 場所は長崎の川棚という駅から徒歩5分ほどのところ。 川棚駅は佐世保よりの場所。

惨敗と手品師

 当時は動画サイトはおろか、ネット環境も整ってない頃です。  関西で手品をしていた僕の名前は人伝えに関東にも届いていました。  「関西に凄い人が二人居る。紀良京佑って人と○○って人だ」という話が東京にも流れていたそうです。  ちなみに○○とは僕の本名でした。ある人が「凄い人が何人も居たらイヤだから、同一人物で良かった」と言われた事があります。  そんな中、定期的にお客さんの前で演じる事になりました。  何をしようか考えて、お客さんの前で演じる。  次回は何しようか考

〈魔法〉は存在する

目次 ①種明かし ②騙されたくない? ③暗黙のルール ④余談 ⑤〈魔法〉は存在する 忙しい人のための結論まとめフィクションにはフィクションにしか生み出せない感動があり、その感動が僕たちの心にもたらす変化こそ〈魔法〉である。このような〈魔法〉はそのフィクションが成立するために必要な〈暗黙のルール〉を守り、自らフィクションを楽しもうとする人にしか訪れない。 ①種明かし僕はマジックが好きです。油性ペンの方じゃなくて、手品の方です。かれこれ10年くらい趣味でマジックをしています。

落語を通して考えるマジックという芸の事。

8月11日~20日に鈴本演芸場にて行われている「吉例夏夜噺 さん喬・権太楼 特選集」に行ってきました。しっかりと新型コロナ対策がされ、客席も一つ置きの半分が定員。豪華な面々が出る舞台なだけにもったいないなと思いましたが、逆に言えばとても贅沢な時間だなとも言えます。 落語という芸は本当に不思議な芸だなぁと見る度に思います。特に古典落語の場合、どんな話かはある程度オチまで含めて知っていたりしますし、他の落語家さんがやっているのを聞いている事も多いです。それなのに、例えば前座さん

手品を見るためだけに旅行に行きたい。

よく手品を見に行く。 どこに?と思われるかもしれないので、具体的な店名などは出さずに、すこし紹介する。 実は手品を見れるところはたくさんある。 例えば、マジックバー。大阪や名古屋、東京に多いが、全国にもたくさんある。個人経営のところが多いかな。あなたの住んでいる県にもあるかもしれないので、ぜひ一度探してみてほしい。 その他に、寄席。落語や講談、漫才の間なんかに色物として手品が見れたりする。他には小規模パーティーやレストラン、教室、居酒屋、手品の大会、コンテストなど手品