藤田ニコルちゃんに学ぶ「飾らない」魅力。
あまり芸能人に詳しい方ではない私だけど、好きなタレントさんがいる。
にこるんこと、藤田ニコルちゃん。
彼女の事を詳しく知るまでは、陽気でキャピっとした若いモデルさん、ってくらいの印象しかなかった。
所謂「おバカタレント」という印象もあって、あまり自分の好きなタイプのタレントさんではないかなーと正直思っていた。
でもちょうど1年ほど前、彼女はYoutubeへの動画投稿を始めた。たまたまその動画を目にした時、彼女への印象がガラッと変わった。声色は高めで可愛らしいんだけど、どこか落ち着いた雰囲気の話し方や、「作った」雰囲気のない自然体な姿に、あ、いいな、って思ってInstagramやTwitterをフォローした。
SNSを見ていると、やはり彼女は私が当初抱いていたイメージとは、全く違った。
ストーリーズで弱音を吐いてみたりすることもある、ちょっぴり繊細で、普通の女の子だった。
私はアップされる写真よりも、彼女の言葉を読むのが好きだった。それは何気ない呟きだったけれど、飾り気のない言葉で、自然体で、でもどこか強い芯を感じる。そんな彼女のパーソナリティが滲み出ていた。文章や言葉というものは、内容はさておき、そういう「人柄」由来の魅力が醍醐味だなあ、と彼女の言葉を読んでいて、改めて思わされたりする。
こんなに輝いているように見える彼女でも、自分のあり方について考えたり、模索したりしている。たくさんの人の目に触れるものだから、あまりにもネガティブな表現をしたりはしないだろうけれど、普通の女の子と同じように日々悩みながら生きているんだろうなと感じ取れる。
彼女はとてもファン思いだ。自分の弱いところをさらけ出しながらも、いつも積極的にファンへの呼びかけや励ましを発信していく姿には、シンプルに勇気づけられたりする。近しい友達に励まされているような、そんな感覚さえある。
みんなに何かもっと近く少しでもかかわれる人生なりますように。
「何か」がわかりたいそんな夜でした。(Instagramより)
素敵な言葉だなと思った。
私も「何か」が何なのか探して探して、なかなかこれだというものが見つからなくて、その度に落ち込んだりしていた。
私がやりたいことは何か、伝えたいことは何か、叶えたいことは何なのか。明確な目的に向かってまっすぐに走れていない自分に失望したりもした。
でも、今はまだはっきりとわからなくても、この人生をこれからも歩きながら、「何か」を探していけばいいんじゃないかな、って彼女が教えてくれたような気がした。
今の自分を認めてあげること、そして少し落ち込みやすかったり、ネガティブな事を考えちゃう自分も、自分らしさだとまずは肯定してあげること、その上で、何ができるか?少しずつ、自分らしいペースで進んでいけたらいい。そんなことを、日々彼女のSNSを見て感じさせてもらっている。
自分を表現する、さらけ出すという行為は私にとってはまだ苦手で、怖いことだけれど、いつか彼女のように、ありのままの自分を誇れるようになりたいと思う。
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