自分の「弱み」を見る眼の変化

今日は所属のトラストコーチングスクールの勉強会(TRUST e-college)に、久しぶりにリアル参加できました。


テーマは「セルフコーチング2.0」。


コーチングと出会ってから、自分なりにセルフコーチングを続けてきたつもりで、
それによって自分自身が一番変わったかなと思える部分は、自分の「弱み」を見る眼の変化かもしれないな…と、今日ふと思いました。


ちょっと前までのわたしは今よりも、
等身大の自分を見ることができていませんでした。

                         
「自分は本気を出せばできる」と、何にでも過信する自分もいたし、
一方で、「自分はなんてダメな人間なんだ」と、卑下しまくってる自分も根深くいました。


もちろん、今だって「わたしは自分のことをきちんと等身大で見られています!」とはとても言えないけれど、
でも、ちょっとは等身大の自分を見られるようになったかもしれない。 

             
自分を大きく見せなきゃと無意識に思うことも、また一方で過小評価も、あまりしなくなりました。


特にこの一年くらいで、ちょっとは自分のことをフラットに評価できるように変わってこられたかな、と思っています。

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そもそも、自分のこころの状態が大きく落ちる時は、特有のいくつかのパターンがあって、


わたしの場合、「(努力、経験、知識、スキル、関係性など…)を、【蓄積】してこられなかった自分を見せつけられたとき」が色んなパターンの共通点であるように思っています。


たとえば、新たな取り組みや誰かの活躍を見て、
「もし自分の思い描いてた行動をちゃんと取れていたら、自分もこんなふうになれてたかも・・・」
そんな思いがふと、勝手に湧き出てきたりしていました。


でも、現実に、できなかったのですよね。


また、自分がちょっと勉強しただけではまるで足元にも及ばないような、他者が歩んできた圧倒的な軌跡を見たとき、


何かを追求してこられなかった自分、一つのことをがんばり抜くことができなかった自分に対して、何ともいえない非常に強い感情が湧いていました。(でもここが自分のエネルギーの源泉の一つだったりもします)


でも、最近は気づいたら、だいぶ変わっていて。


できなかったという事実、そんな自分のひとつ「弱かった」ともいえる部分を、少しはちゃんと見られるようになった気がするとともに、


自分の弱みを見る眼も、ちょっと変化しているかもしれない、そんなことに気づくようになりました。

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基本、すぐ怠けるし、
100に1しか集中できないし、


中2病の気があるし(^_^;)、
ものごとを、考えてそうで実は深く考えられてないし、


他にもまだいろいろあるけど、
そんな自分の弱い部分に対し、
へこむのでもなく、拗ねるでもなく、無理くり克服するのでもなく、


いっぽうで、
その部分の成長を、決して諦めるのでもなく、


ちゃんと知り、見た上で、折り合いをつけながら、対策をとったり一歩でも前進できる小さな挑戦を続けていくこと。


それが以前よりも、ちょっとずつできるようになったように思います。


そして、そんな「弱み」についてやっぱり一番思うことは、
そんな弱い部分やどうしようもない部分を持っておくことが、もしかしたら、
未来出会う誰かへの敬意であり、優しさであるかもしれない
、ということです。


さらには、
「ただ」持っているだけでなく、


自分の弱い部分を見る視点を、自分の中で進化させていくことができれば、
無理にポジティブになど変換する必要なんてなく、
弱さも含む自分自身と、よりよく付き合う知恵が、勝手に生まれてくるように思っています。


そんなことに気づいたり、
自分の弱みをちょっとは複眼的に見られるようになって、
自分との関係が以前よりもよい状態でい続けられるようになったことが一番、わたしがコーチングを学んできて、得られた大きなギフトかもしれないです。

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〈自分は誰に、どんな想いを遺せるのか。〉


ちょっと気持ちが落ちた時にする質問。


人と比べるものでない、人に上下はない、そんなこと頭でわかっていても、
それでも心が惑わされることがあります。
自分はなんっって小さいんだと。


でも冷静になれば、
自分は誰にどんな想いを遺したいんだろう。


きっと、その〈役割〉は人それぞれに違うんですよね。


セルフコーチングからかなり話が飛躍してしまいましたが、わたしがコーチングを学び続ける目的でもある、
対自他ともに優しい人が増え、寛容な社会となるように】。


そのために、わたしも今後よりたくさんの人の中で、自分を成長させていきます。


ありがとうございました😊

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