読書記録1〜4「心が叫びたがってるんだ」

2022年、どんな本を何冊くらい読むのか、
(漫画や絵本も含めて)記録してみる。

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今年最初に読み切ったのは漫画。
読み切り4冊。

心が叫びたがってるんだ

聞いたことのある題名だなと思ったら、
数年前に映画化されてたらしい。
アニメも実写も。
たぶん、予告か何かをTVで見てたから記憶に
残っていたのかな。

テーマは「本当の気持ちを伝えたい」

言葉を出せない・成瀬 順。 
本音を言わない・坂上拓実。 
優等生チアリーダー・仁藤菜月。 
野球部エース・田崎大樹。 
バラバラな4人の心には、 
誰にも言えない想いがあった。 

心の傷、葛藤、誰かを想う切なさ。 
4人の過去が複雑に絡み合う、 
アンサンブル青春ドラマ開幕! 

大人しい子、覇気がない子、優等生、
怪我でやさぐれる球児…4人の設定は
青春物にありがちだ。

でもそれより何より、
人の幸せを冷やかしまくる同級生とか、
怖い存在がいないと練習をサボる部員とか、
自分の非を "子どものせい"にする父親とか
の存在にイライラした。
最終的にはクラスも部活もまとまって、
本当の気持ちも吐き出せてめでたしめでたし
なのだけれど。

告白するって勇気がいる。
告白する方もされた方もドキドキ。
冷やかされないようにこっそり一緒に帰る
付き合い始めのクラスメイトを見かけたとして、
それをペラペラ友達にいう人を私は信用できない。
友達から聞いて一緒になって冷やかす人も。
どうして"そっと見守る"ができないのだろうか。
自分のことじゃないんだし、関係ないのに。

そして、
"甲子園に行く" など目標を決めて頑張っていた
野球部員。
頼りの綱のエースが怪我したら練習をサボる後輩は
どういう心境なのだろうか？
怪我をした先輩の目標に乗っかっていただけなのか？
鞭打たれないと行動できないのか？

自分のための目標設定、それを達成するためには
何をすれば良いのかを考えられるなら、
誰かがいなくなってもやるべきことは変わらない。
誰かに依存してるのは楽かもしれないけれど
ゆるやかにしか成長できない。
自分はどうしたいのか。
どう行動すれば良いのか。

自分の心に聞いて叫べばいいんだ〜‼︎

もはや青春物を親目線でしか読めなくなってて
笑ってしまう。