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「おうちづくり」をご相談いただく方から同じ質問をされる - そのお返事で伝えること -その2-

暮らしと街との距離

「おうち(暮らす場)づくり」でも「おみせ(働く場)づくり」でも
物件選びからの相談の場合、どの「街」に身を置きたいか。それをまずイメージしてもらう。

暮らす街、働く街、その両方の関係性、
何を基準にして選ぶのかで、その先が変わる。

今勤めている職場が一時的なものだとしたら、
職場が変わる可能性もある。

慣れ親しんだ街での関係性を大事にしたいから、
近所に引っ越し先を決めることもある。

何を優先したいか、ココロの寄りどころ

この春、社会人になった友人が勤務先の都合で新しい街に引っ越したけど、
これまでの心地よさからガラっと変わって自分の好みと合わず、引っ越して1ヶ月もしないで次の引っ越し先を探し始めた。
「ココロがざわざわして落ち着かない。」と、話してたので、「街」選びからご提案してみた。

とかく私は、吉祥寺という街で小さなカフェを経営し、自転車圏内に事務所や自宅がある暮らし方をしてる。

2つ隣の荻窪が地元なので、小さい頃から吉祥寺にある動物園や公園に慣れ親しんできた。保育園の頃の遠足で来た公園だし、高校生の頃からは買い物や友達と遊ぶのも吉祥寺が多かった。

脱サラのタイミングで朝の通勤時間に充ててた時間に公園をジョギングする習慣が心地よくて、昨年新居を選ぶ基準も
「この公園に朝ランのために自転車で通えるか」が一番の理由になった。

どれぐらいの時間その街で過ごしたいか

働きたい街、住みたい街で「おうち」や「おみせ」を選ぶことは毎日の暮らしに結構ダイレクトなので、ひとつの基準としてご相談した方に物件探しの要望の場合は、「街」を選ぶこと。を先ずご提案してます。

イメージで先ずはいろんな街での暮らしを楽しんでみてください。

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