見出し画像

北千住から荒川沿いを散歩した話。5/2(木)

みなさん、こんにちは。
堀さんです。

先日、弟と二人で北千住に行きました。

どのような目的で行ったのかというと、ズバリ「散歩」です。

今日はその話をしたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

散歩の話

北千住駅から15分ほど北へ歩くと荒川沿いの土手に辿り着きます。

この時期は、湿気が少なく、気温も高すぎず散歩には最適だと思います。
私も初夏の風を浴びながら、とても良い散歩ができたと思います。

平日とはいえ、GW期間中だったのでランニングやサイクリングをされてる方が沢山いました。

こんなところです。↓↓↓

疲れが吹き飛ぶ。いいねぇ(*゚▽゚*)

私の地元の土手は草が茫々と繁り、通り道が1メートルくらいしかない状況です。
草木がスクスク育つ初夏は特にやばいのです。楽しくサイクリングをするというよりも、前から人来ないよな…、来たらどう避けるかなどを考えるような具合です。(涙)
(地方の田舎の人なら分かってくれるはず)

それに比べるとここの土手はなぜ、こんなにも道が広く、こんなにも草の丈が低いのか。やはり予算なのか、マネーなのか……。はぁ、詮索しても仕方ない。
今はこの写真を眺めながら散歩を回想するとしましょう。

さて、この場所は河口まで11キロほどの距離にあります。
一級河川の荒川なので、当然、川の幅は広いです。見た感じ100メートルくらいはあるでしょうか。
そこで更にびっくりするのはその河川敷の広さです。
必ずと言っていいほど、「野球場」と「サッカー場」がある。この二つはセットなのか?と疑いたくなるほど夫婦のように存在しています。しかもベンチもトイレも完備。東屋みたいなものまである。(驚)

私の地元と比べてしまいますが、地元の河川敷はすすきが沢山生えています。(苦笑)

さて、比較はそれくらいにして、

ここは気分転換にはもってこいの場所だと思います。

土手の階段に座り、空をボーッと眺めるのも良いし、ランニングするのも良いでしょう。
堀切橋から千住新橋までぐるりと回ると、大人でも15000歩くらい歩けます。
良い運動ですね。
「程よい疲れ」と「初夏の気候」と「景色」が相まって、ストレスが吹き飛ぶと思われます。
この3点セット大事ですね。(*´∇`*)

ここを散歩するために他県から来るのもありだと思います。

それくらいの価値はある!

私は埼玉のど田舎の人間ですが、偶に来ようかなと思います。

そして夕陽を見て一人黄昏たい……。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

アニメ「SSSS.ダイナゼノン」の聖地「綾瀬水門」

あ、そうそう、、
この話もしたかった。
いや、こっちがメイン?!

今回散歩した場所は、アニメ「SSSS.DYNAZENON(ダイナゼノン)」の聖地でもあります。

こんなアニメです。↓↓↓

私は、グリッドマン →ダイナゼノン→ユニバース(映画)と一通り観ているので、散歩がてらの聖地巡礼でもありましたね。

実は私、2023年の6月に友人とここの聖地巡礼に来ているのです。約一年前ですね。ユニバースを映画館で観て忘れないうちにと訪れたのを記憶しています。そのときは、「この綾瀬水門を見る」という明確な目的があって来ましたね。
作中のインスタンス・ドミネーションのポーズも水門の前でやりました。(笑)

「「インスタンス・ドミネーション」」
こんなポーズです。

あぁ、懐いな…。
てかユニバース、もう一年前なのか。
まじか、早いな。
ほんと一年があっという間だと感じる今日この頃。

作中に登場するトレードマークっぽい水門は「綾瀬水門」と言います。
北千住(足立区)側の土手ではなく、葛飾区側の土手にあります。

北千住から向かう場合は、堀切橋を渡るのが近いでしょう。

ダイナゼノンではこんな感じです。↓↓

おお、聖地巡礼してる気になってきたぞ。

まんまですね。

なるほど、夢芽はあそこに座っていたのか…。流石やな、、、
ちなみに筆者は怖くてチビってしまうでしょう。(笑)

※実際は綾瀬水門への立ち入りはできません。
眺めるだけですよ。

まあ、そんなこんなで、感慨深い思いをさせて頂きました。
散歩が本来の目的だったはずですが、こっちのほうが本音の部分っぽく感じてきました。

写真一覧

さて、撮影した写真を投下しまくりたいと思います。

良ければ見て行って下さい。

我、北千住降臨。(こちら西口です)
デカいな。埼玉県民には大宮駅西口をコンパクトにまとめた感じに見えるかもしれません。ルミネもマルイもありますし、非常に似ていると感じました。
てくてくと土手を目指す。
もうすぐ。もうすぐ。
おぉ、流石やわ。(画像右下、遠くから立体的に見える標示は塗装が禿げて黒ずんでおり、あまり機能していないご様子)
ベンチもトイレも完備の野球場。これは散歩に疲れた人にとっては非常にありがたい。
堀切橋付近の河川敷にて。スカイツリーまで直線5キロくらいらしい。
6倍ズーム。
敢えて草の中から撮影。なんか良くないですか!
綾瀬水門の役割について書いてある。国交省の管轄のようです。
無言(そよ風が吹き抜け、草木がさざめくこの感じ、分かりますか?)
千住新橋に向かう途中、川の近くまで歩ける場所があります。釣りのおっちゃんがちらほら居ました。
千住新橋から撮影。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

散歩を通して考えたこと。
散歩のパワーって凄い!

さて、ここからは"元ひきこもりの堀さん"としての余談です。

ひきこもり生活って長期化していくと、「外に出て何かをしたい」という些細な欲がなくなっていくように思います。
この感覚はどう言ったらいいんでしょう。
ひきこもり期間を通して、「やる気」や「生命力」が毎日少しずつ吸い取られていく感じでしょうか?
それとも、自分で自分の心にロックをかけて可能性を塞ぎ込む感じでしょうか?
うーん、、、、
でも、生きる気力みたいなものが削がれていくとしても、頭の片隅ではいつも「どうにかしなくちゃ」とは思っているんですよ。ここの段階では「何をしたいのか」というビジョンが見えていないのです。私自身も思い出しますが、ボヤけた輪郭しか浮かんできませんでした。あの頃は目的語がボヤけたままなので意味を見出せかったです。故に時間だけが過ぎていく。ひきこもりは長期化していく。同じ毎日を繰り返す。
もっと解りやすく言い換えると、
「社会復帰したいはずなのに、社会参加への欲が湧いてこない」というデッドロック状態です。にっちもさっちも行きません。
この二つは矛盾しているように思えますが、両方を同時に抱え込むことが可能です。
当時の私は、社会への大きな恐怖感、不安感に縛られていたので、自分からはなかなか動けませんでした。
動けたら良かったんですが、動けなかったです。
「恐怖心」って、人を停滞させる感じがしませんか。「恐怖で身体が固まる」なんて言葉がありますがそのままの意味ですね。

オーウェルの本に書いてありましたが、相反する2つの事柄を同時に抱えると、どっちも選択できずその場で立ち往生してしまうそうです。つまり動けなくなるということです。
ひきこもりの中にはそのような状態の人が多いような気がします。(あくまで私の考えです)

上記の点を踏まえて、身動きが取れない不登校や引きこもりの方に対しては、外に出ている人(理解ある社会人)が巻き込む形で社会を少しずつ体験させるのが良いのではないかと思います。
本人は動けないのだから、外部からそっと手を差し伸べる感じです。

私が今になって気づくのは、社会とは「練習」と「場数」なのかなということです。
経済的自立とは社会体験を繰り返したその先にあるのかなと思います。

最初はできないのが当たり前です。

私は、社会復帰というものは、引きこもっていた期間と同じくらいかかるのではと思っています。
アドラー風に言うなら、今の年齢の半分くらいかかるでしょうか。

気が遠くなりますか?

10年引きこもっていたら、10年くらいかかると思います。でも、10年後にいきなり変わるのではなく、少しずつ変化していくという感じです。その途中に、電車で移動ができる、他者の視線が前より気にならなくなる、一人旅ができるようになる、バイトができるようになるなど、「小さなできること」が蓄積されていきます。
そして自立をして、自分の人生を振り返ったときに10年くらい経っている感じですかね。
まあこんなこと言ってますが、私は現在、4年目くらいの見習いなんですがね。(笑)
まだまだ落ち込むこともあります。焦ることもあります。ただ、以前と明らかに違うのは、その頻度が下がってきたことです。2週間に1回だったものが、1ヶ月に1回になる、2ヶ月に1回になる……。

これは不思議な感覚なんですよ、ほんとに。

自分の心の分析やメンタルトレーニングも重要ですが、社会のことも並行して慣らしていくのがオススメです。

その一つとして、

お出かけや散歩は如何でしょうか?

北千住、良かったです。


ここまで読んでくださりありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?