ノートで自分の本音と繋がる2つのステップ
ノートを毎日書いているけれど、
そのほとんどが愚痴を書いて終わり。気づくと同じようなことばかり書いている。
愚痴ばかりのノートを見るのが嫌になってきた。
書いても何も変わらない。
愚痴だけノートから抜け出し
本音と繋がる
2つのステップとポイントをお伝えしています。
ステップ① 気持ちを出す
まずやることは、
ジャッジせず今の気持ちを出すことです。
どんなことを感じても
どんな言葉が出てきてもそのまま書いてみる。
思いっきり相手を責めてもいい。
大丈夫、
ノートは黙って受け止めてくれるから。
ここは一旦、思いっきり言わせてあげるといい。
ここで自分に我慢をさせると、
感じたことを無視する癖がついてしまうから。
例えば以前の私は、
母との関係に大きなわだかまりを抱えていたため
母に対して気持ちが荒れることが多かったです。
でもノートを書き始めたころを今振り返ると、
書いているつもりで
書いていなかったな。ということがわかります。
同居なので、
書いたノートを見られたらどうしよう。
と思うと本当に怖かったし
親に対して、文句を言ってはいけない。
私が我慢すればいい。
という無意識の思いが強すぎて、
書けなかったのです。
そして自分が
「書けていない」=「見たくない」
ということにも
気づかないフリをした。
書こうとすると、
体が一瞬硬直するような
喉の辺りがつまるような
体感はしっかり感じていたのにだ。
そこはスルーして
なんでいつもああなんだろう?
なんでいつもこうなっちゃうんだろう?
「今感じていること」よりも、
なんで?なんで?と
「頭で考えたこと」ばかりを
延々と書いていた。
「どうやったら、自分の思い通りになるのか?」
という前提で。
そこでやりがちなのが、
無理やりのポジ変か
どうせ私なんか……。
という自分責めのどっちかに
まとめようとしたり、
気持ちを感じることよりも
「ノートを書いた」ということに
満足してしまうこと。
感じることを閉じたままでは
頭でのおしゃべり、
過去のデータを延々と写しているだけで
自分との関係を深めるノートとは
全く違うものになる。
「今の気持ち」
今自分の中に湧き上がったものを
感じながら書く。
これが最大のポイントです。
①'相手を責めていたいときは
誰かに対する愚痴が止まらない時は、
「相手を責めていたい」自分がそこにいる。
自分を責めている時だって、
その奥には
誰かや何かのせいでという気持ちを
孕んでいたりする。
責める心は持たずに、
清く生きましょう。
などど言うつもりは更々ないが
責め続けるのはよろしくない。
責め続けることで、
自分の人生が大幅に滞るから。
例えば、
「あなたのせいでむかつく!」は
相手のせいで、私はイラついています。
ということですよね?
「あなたのせいで落ち込む」も同じです。
どちらも、
私の機嫌は相手次第。
相手のせいと思っているうちは、
相手が変わるまで
きっと事あるごとに
むかついていなければならない。
でもここで、
相手を変えることにエネルギーを注ぐのは
さらに拗れていくだけなのでやめた方がいい。
相手次第で
自分が上がったり、
下がったりする。
本当はこの不安定な自分の状態が嫌で
やめたいのではないですか?
ステップ② 引きの視点
ノートのすごいところって
相手は関係なく、
自分だけで完結できるとこ。
「相手のせい」と
相手に向けている矢印を
なぜ私は、こんなにも反応しているのだろう?
と自分に向ける。
するとその根底にあるものを
自分の中から見つけ出すことが出来る。
相手次第だと思っていたことが
自分次第に変わっていくの。
だから、先ずは気が済むまで書く。
責めてるうちは矢印が相手のままだから。
書いていると、「ふっ」と
感情と自分が
離れる瞬間というのが絶対に来ます。
ハッと我に返る瞬間が。
そうなったときに
はじめて中心から全体を眺められるようになる。
そして本当の「自分との対話」は
ここから始まるの。
②'問いを立てる場所
自分の内側から
自分をじっと感じてみる。
まずは抵抗せず
感じるまま、認識する。
書き出すことで、客観的に
事実だけを見る事が出来るようになる。
ここで初めて
疑うことも、問うことも出来る。
問いをたてよう!
答えを出そう!と力まなくても、
自分が感じていることに矢印を向けて
なぜそう感じたんだろう?と
興味関心を持てば
問いは自然とやってくる。
何が嫌だった?
何を言いたかった?
何を言ってほしかった?
何が許せないと感じたのかな?
それはどうして?
それってどういうこと?
それは本当?
どうしたら心地よい?
何を感じた?
どうしたい?
を繰り返しながら、
「こういう時は、こうだよね」
と頭で考えた答えに
合わせていくのではなく、
自分が引いている境界線に気づき
緩めていく。
自分の感じたことをキャッチし
そこから問いをスタートすると
ほわっと柔らかくてあったかい
答えに辿り着くようになっている。
一回でそこに辿り着かなくてもいい。
いつもいつも、
ハッキリ言葉にできなくても大丈夫。
愚痴だけで終わってもいいの。
繰り返すことで
本音に近づくスピードも深さも
増していくから。
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