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ラーメンと三日月


「空に星がある事すら
忘れちゃってる人は沢山いるよ」
と彼が言った。

そうなのかもね...。

幸せの形も基準も人それぞれで
色々あってそれでいいけど、

みんな幸せになりたいって
もっともっと幸せになりたいって言うのにさ、

自分が今いる世界の美しさや
優しさや暖かさすら
感じる事をしようとしないのは
なんだか勿体無い気がしてね。

幸せになるのなんか本当は凄く簡単で。

だってそこら中に溢れてるもん。
だって気づくだけでいいんだもん。

遠慮なく受け取って
だだ漏れに漏らして行けばいい。
湧き出る泉の如く。

そしたら人は必ず集まる。
それが循環させるっていう事だよね。

誰とでもすぐに繋がれて
移動も簡単で
便利な世の中だからこそ、

私の命という限られた時間は、
もっともっと目の前にいる
大切な人の為に使いたいなと思うのです。

喜怒哀楽の全部を包み込んで
いつでも分かち合い
笑い合えたら最高で。

か細く繊細な三日月の
凛とした輝きに目を奪われたり、
子供達の笑い声が微笑ましかったり、
出会った人の心配りが嬉しかったり、
ただ一緒に居られる喜びだったり、
繋いだ手の温もりに安心したり、
抱き合う全てが愛おしかったり...。

私の幸せは
そういうのなんだなと
ラーメン食べながら
噛み締めた夜。

(2017年 Instagramより)

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もう6年前のことだけど
か細く光る月を目にすると思い出す
私の大切なひとコマ。

あの時とは
全く違う環境に生きているけれど、

煌びやかな価値ある何かをゲットすることに
目を眩ませたこともあるけれど(苦笑)

自分が本当に大切にしている人や
大切にしている願いは今もさほど
変わらないものだ。

当時は、
身近な人たちを後回しにしがちだったから
共に過ごす時間を大切にしたい気持ちが
強かったかも知れない。

しかし、大切な人を大切にするというのは
決してそばに居ることだけじゃない。

それを知った今の方が
6年前のあの頃よりも、
より自由に愛を注ぐことが
できるようになった気はする。

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