見出し画像

なでしこに聞いたアフリカらしくてアフリカらしくない3つの共通点

マンボ!

タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。

タンザニアに移住してから最初にスタートしたのは『アフリカのなでしこ』というポッドキャスト番組でした。アフリカについて何も知らないど素人の私が、アフリカで活躍している日本人女性たちの物語についてとても興味を持ったからです。そして彼女たちのストーリーを日本にいるもっと多くの人にも知ってもらいたい、そんな風に思いました。

30人以上のなでしこたちに話を聞いてみたら、アフリカ生活の共通点が見えてきました。

「うんうん、アフリカっぽい!」というものから、「そうなの??」と意外なものまで、今回はまとめてご紹介します。日本人がアフリカに実際に住んでみて見えてきたリアルなアフリカ。少しでもアフリカを身近に感じてもらえたら嬉しいです。


安全で平和

アフリカと言えば、まず最初のイメージは「治安が悪い」ではないでしょうか。私もそうでした。

インタビューで、日本人に知られていないその国の暮らしぶりについて聞くと、「実はここ安全なんです」「争いごとを嫌う国民性なのでとっても平和です」そして「夜でも女性一人で歩いても平気なくらい治安はいいんです」という回答さえありました。


ちなみに私の住むタンザニア、アフリカの中では治安が良いほうですが、さすがに、夜に一人で歩くなんてもっての他ですし、ランニングも一人では危ないので、いつもグループで走っています。

だから、アフリカにはもちろん治安が悪いところも多いですが、人口の多い都会の治安は良くなっているし、これからもっと改善されていくのではないかなと想像します。

魅力はやっぱり『人』

次に気付く共通点はアフリカ人の人としての魅力です。「生命力が強い」「いつも笑顔」「貧しくても幸せ度がとても高い」「今を楽しむスキルにたけている」「人を助ける精神がハンパない」

財布をなくしたら、道を歩いていた見ず知らずの人達が一緒に探しまわってくれたり、スーツケースをバスに忘れて降りてしまったら、知らないおじさんがバイクでバスを追いかけてとり戻してきてくれたり、タクシー代をぼったくられそうになってドライバーと論争していたところ「ぼったくるなよ!」と間にはいってくれた通りがかりの人。そんなエピソードがあちこちから飛び出してきます。


十分な雇用の機会がない、相変わらず貧困、女性の地位がなかなかあがらないなど、もちろん、ニュースで聞くような社会としての課題は多くあるように見えますが、そういった中でも、アフリカが着実に成長してきているのは、こういった人々の強さや助け合いの精神が大きいのかなと感じます。

トラブルの連続

もうこれは、アフリカのイメージ通りかもしれませんね。

「店舗の開店準備をしていますが、予想していたより6か月もかかっています」「来るといった業者が全く来ません」「気づいたら店の備品が盗まれていまして…」「いつもお金かしてと言われて、私はATMじゃない!と言いたくなります」「日本人のビジネスのやり方を普通だと思っていると痛い目にあいますね」

そんな話を聞いたあとで「大変でしたね。でも、今は順調に?」
と聞くと、だいたい「いや、こういうことは今もしょっちゅう起きていますよ」と、問題は日々起きていることがわかります。

インタビューさせてもらうなでしこたちは、現地でビジネスをされているので、アフリカ人の従業員を雇って日々彼らと接しています。だから彼らは、外国人として生活をしているだけの私には想像がつかないほどの苦労をしています。


でも、彼女たちに共通しているのは、そのトラブルが彼女たちの活動を止めていないことです。活動が阻止されるどころか、さらに確固たる意志を持って、次の来るであろうトラブルに備えています。彼女たちの強さは本当には本当に圧倒されます。

まとめ

日本で「アフリカ」というと、あまりにも遠すぎて、そこで生活することがイメージがわきにくいかと思います。文化の違いや経済状況など、日本人には戸惑うことも多いですが、それを超えるほどの魅力や楽しさがあると感じます。

そんなアフリカの地で、がんばる日本のなでしこたちのことを
ぜひ応援してくださいね。

#海外生活

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!
この記事を楽しんでいただけたら、ぜひ「スキ」してくださいね。

海外生活に少しでも興味をもったあなたには、ぜひ私のX(旧Twitter)をフォローしてほしいです。日本にいるあなたにも日常の生活のヒントになる、海外生活ならではのへぇーというエピソードや気づきなどを毎日つぶやいています。








読んでいただきありがとうございます。サポートいただいたお金は、noteでのさらなるクリエイター活動に充てさせていただきます!