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ずっと、桜木町に憧れていた

桜木町という街に憧れた。
いつか住んでみたいと思っていた。

このたび引っ越すこととなり、ついにそのチャンスが巡ってきた。
そう、桜木町への引っ越しだ。

桜木町といえば、あのゆずの曲にも出てくる(出てこない?)有名なおしゃれスポットだ。
ペットショップで買うとかなりの値がついてそうな犬を連れたご婦人たちやおっさんたちが、それなりの数歩いている。

予算は限られている。
不動産へ向かい予算を伝え、その場で2件ヒットした。

2件中1件は、桜木町と呼べないくらいの距離だったので、選択肢はたった一つ。

内覧もせずそこに決めた。
一件しかないから。

私は行動力だけはある方だ。
お金で解決できることであればとりあえずなんでもトライする。

そのかわり、失敗もたくさんしてきた。
つまりはお金の無駄遣いをたくさんしてきた。

この3月、引っ越しを完了し、晴れて桜木町の住人となった、
と、その途端、外出自粛となり、どこに住んでても変わらない状態となった。

まあそれはいいとしよう。
ここ桜木町に住んでみて分かった事は、とにかく騒がしい街だということだ。

やや大通り沿いのマンションにしてしまったので、そして、線路の近くにしてしまったので、夜、爆音で走る若者たちの通過する音や、京浜東北線の音に悩まされている。
最近では国道の工事を夜10時からスタートするというなんとも道路利用者に配慮したものになっているので、うるさくて寝られず。これはちょっときつい。

もちろん良い点もある。

新しい場所で、新しい人との出会い、新しいご近所さんとの出会い。
赤レンガまでの散歩道。これが家賃の一部に含まれていると言われても納得の散歩道だ。

ここ1ヵ月間ほぼ毎日愛犬ラブリと散歩している。赤レンガまで私が歩いて片道30分、赤レンガで30分休憩、そして帰りは愛犬ラブリが歩いて30分。計1時間半の散歩道。

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私が住んでる場所が悪いのか、とにかく窓を開けておくと車の音がうるさい。夜でもうるさい。
でも、赤レンガ倉庫までの素晴らしい散歩道がある。

まだ住んで2ヶ月足らずだ。
あと少なくとも1年か2年は住むだろう。

なんでもそうだが、やりたいと思ったらとにかくやってみることだと思ってる。それがお金で解決できることであればなおさらだ。

失うものはお金だけ。
自分の目で見て自分で感じて判断する教材費として考えて。

もちろんお金では解決できない大怪我をすることもある。
でも、怪我をしない人生って、面白みがない。

怪我するとそれはヘコむけど、リカバリーは可能。
復活した時にはひとまわり大きくなっている。

すべては自分の考え方次第なんだと自分に言い聞かせて。

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