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人材育成において私が大切にしていること

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしています。
noteでは、「心身ともに健康でいることの重要性」について
シェアしています。何かしらお役に立てたら嬉しいです。


今日はいつもと違う内容をシェアしたいと思います。
研修・人材育成において、私が大切にしていることについてです。
あなたの部下や後輩指導、そしてお子さんがいらっしゃる方は
お子さんに対しての対応のヒントの1つとしてもらえたら嬉しいです。


最近、ありがたいことに、人事担当者様にこんな質問をされることが
多いです。


「なぜ鷹取先生の言うことを受講者は聞くのでしょうか?
私たちが必死に伝えてもあまり言うことを聞いてくれません。
何か意識していることはありますか?」


「先生は厳しい指導とともに、しっかりと褒めますよね。
指導はわかりますが、なぜあそこまで褒めるのですか?」


そう、私は結構厳しく指導するタイプです(笑)
同時にかなり褒めるタイプです。



最近はハラスメントが怖いから、となかなか厳しく指導できないと
悩んでいらっしゃる
方も多いです。お気持ちはよ~く分かります。
私自身もそれが怖くて、あまり指導できなかった時期も正直ありました。


でもね、意外と若手の方々から、


「指導してくれ嬉しい!」
「自分の何が良く良くないのか知りたい」
「指導してくれるということは、しっかり見てくれている」
「先生は厳しいけど、私たちのために伝えてくれるからありがたいです」


と言われることが多々あります。


私が大切にしている事は様々ありますが、特に以下のことを
実践しています。


・ひとり一人の個性を認め受け入れ、強みを見いだすようにしている。
他の受講者と比べない。
基本的には、受講者をコントロールしないようにする

・研修の目的をしっかりと共有し、全員一丸となってそれに向かって
研修を作り上げていくこと
を大事にしている。
そのために一方的に講義するのではなく、できる限りコーチング形式で
実施していく

指導するときはその場で愛を込めて、わかりやすく具体的に伝える。
その際、なぜそれがダメなのか、なぜこれが大事なのか?
なんのためにやって欲しいのか
、しっかりと目的や理由を伝える

・なぜ○○を実践して欲しいのか、それを身につけることで会社にも
あなたたちにもこのようなメリットがある
と伝える

褒めることで小さな自信をつけてもらう。自信を積み重ねていくうちに
自己効力感(私ならできる!)につながる。
自信がつくとチャレンジもしやすくなる。
安心してチャレンジ(研修中は発言できる)場をつくる


先日接した受講者の方は、どうやら現場でなかなか褒めてもらっていないようでした。だから研修中、指導とともにたっぷりと褒め、承認しました。



忙しい現場では、指導や指摘がメインになり、「できていないこと」に
意識が向き
がちになりますよね。
私も現場にいるときはそうなりがちでした。


でもね、指導するときには、そこに至るまでのプロセスやその人の強みも
伝えることで相手は安心し、素直に受け入れてくれる
と感じています。


「○○さん、だいぶ一人で考え行動できるようになってきたよね。
現場に入ってきた4月に比べると、成長ぶりがすごいと思うよ。
でもねもう少し早めに仕事を仕上げ、報告してくれると助かるんだよね。
頑張っているのはわかるけど、納期があるから。
何か分からないことがあれば、いつでも相談にのるからね。
不安なことはありますか?」


そんな風に言われると、おそらく新人の方も一人で抱え込まずに
相談しやすくなると思うのです。



何より自分が成長していない、と自信をなくしている可能性があるので
そこを認めてあげることで、チャレンジできるようになるのでは
ないでしょうか。



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