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「すべき」だけど、そうじゃなくてもいいかもしれない

タイトルがひらがなばかりの
ながいものになってしまいました ☺︎


家では普通に
家族とコミュニケーションが取れるのに、

一旦、家の外に出て
同じ年代のお子さんの中に入ると、

誰とも遊ばない or 遊べない、
ひとり遊びばかりしている

・・・



仕事柄、プリスクール(3−5歳児)やキンダー、小学低学年の
休み時間に立ち会うことが多いのですが、
そういうお子さんをよく目にします。

スペシャルニーズのお子さんも、
普通学級のお子さんも関係なく。



あなたのお子さんは、
他のお子さんとどのように関わっていますか?



我が子が、家以外の世界で、
自分の想像とは全く違う行動をとっていたら
驚きますよね。


え?うちの子って、なんでああなの?

人との関わり方を学んでいって欲しいのに
うちの子は、学んでない?学べない?

コミュニケーション能力に問題があるの?

親のわたしのせい?

先生やその場の大人達は一体何してるの?
(親から離れる場所であれば)


そんな思いを抱えてしまう方も少なくないのでは?


あなたならどう対応しますか?


子どもになんでお友達と遊ばないの?と聞く
先生やその場の大人に、相談する
→ 遊べるきっかけを作ってもらえるよう頼む、など
旦那さん(奥さん)に相談する
まだ成長発達中と考え心配しない
一人悶々と悩む


など、いろいろ選択肢はあると思います。


実は、うちの息子もそうだったのですが、
他の子ども達は、いくつかのグループになって遊んでいるのに、
(私の想像に反して)うちの息子だけ、
黙々と一人であっちに走り、こっちに走り、
行ったり来たりしていたのです!
確か5歳くらいの頃です。

えーーー!!



それを見て、私が先ずしたこと、

それはー

自分を責めること。笑

あ〜〜わたしが人付き合いが苦手だからこの子まで・・・
今まで同年代の子ども同士と遊ばせる機会が足りなかったんだ・・・
上の子ばかりに注目し過ぎてたのかも・・・
わたしがアジア人だから・・・
(アメリカ在住です)


と、自分で自分を責めていました。
しっかり思考が後ろ向き。
過去に意識が行っていました。
自分と息子の境界線も全く見えていない状態。


そして、はい。
まさにヨガの教え『非暴力』の概念に逆らった行動です!

参考までに↓


少し話がずれますがー

よく日本人は真面目だから、とか、
日本人は正義感が強いから、日本の教育のせいで・・・
自分を責めちゃったり、自己肯定感が低いんだよね、
など言われていますが、
アメリカの人も自責の念を持っているし
自分で自分を認められない人、沢山います。

これは在米20年の経験から自信を持って言えます!

日本人だから、アメリカ人だから、スペイン人だから・・・
確かに文化や慣習が違うし言語だって違います。
でも、同じ人間。
本質は変わらないのです。
表現方法とか見え方が違うだけ。

日本人は〇〇だから、△△△でもしょうがないよね、
と考えると、気が楽になるのかもしれませんね。



アメリカでは、
・ヨガや瞑想に未だ高いニーズがある
・マインドフルネスの概念もまだまだ拡大中
・睡眠導入剤、精神安定剤、鎮痛剤など
たくさんの種類が販売されている
・マリファナが合法になった州が多数ある

これらから分かるのは

皆、必死で生きている
助けを必要としている

ということではないかと感じています。


で、話を戻すとー

子どもさんが、自分の想像していた姿と違うように見えたら、

『それはそれで受け入れる』


ことをしてみませんか?

自責の念、低い自己肯定感ー

それらの根っこにあるのは、

『〜すべきである』

という考えがあるからではないでしょうか。

子どもは子ども同士、元気に遊ぶべき
その場で会う人は、みんな ”おともだち” であるべき
親は子どもの世話をするべき

体重は〇〇Kgであるべき
砂糖は控えるべき

というような ”SHOULD” の考えです。


これらの『〜べきである』という考えは、
一般的には正しいことも多いかもしれませんが、
それが

『あなた』や『あなたのお子さん』に
当てはまるかは分からない

のです。



その為にも、

まずご自身の『呼吸』を整え、
お子さんの『呼吸』に意識を向けてみる


つまり、
頭の中で、ぐるぐる考えを巡らせるより、

目の前のお子さんに全集中してみる!


その繰り返しをしていくと、

親が子どもをそのまま受け入れることができ、
子どもも親に安心感を抱くことができる


のです。


時間がかかるかもしれないけど。


先ずは、

自分が自分を受け入れる

ところから始めましょうか⭐︎


*こういうお仕事もしています*


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