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ネガティブ感情とうまく付き合う

こんにちは。鷹取智子です。
研修講師として活動をしてますが、平行して個人の方向けに
自分をごきげんにする「心と身体の整えメソッド」講座を提供しています。


「心身ともに健康=ごきげんな状態を目指す」ことを、講座内やインスタライブでお伝えしています。今日は、以下の4つについてお伝えしていきますね。何かしらお役に立てたら嬉しいです!




1.ネガティブ感情はあなたを助けてくれるメッセージ


私たちは1日に約6万回の思考を行い、そのうちの8割、4万5千回はネガティブな思考だと言われているのをご存じでしょうか。かなり多い割合ですよね。


不安や悲しみ、怒りや恐怖などのネガティブな感情はなぜ生まれるのでしょうか。『無 MU =最高の状態』で鈴木祐氏は、人類はみな生まれつきネガティブだと言っています。約20万年前、脅威に満ちた環境を生き抜くためには、ネガティブ(臆病)になるのが最適解だったため、脳には嫌なことはあとまで残り、良いことは忘れる感情のシステムが備わっているとのことです。

 
私たちは怖いと感じるから逃げることができます。嫌な気持ちを感じる必要があるため、嫌な気持ちを感じやすいようにできているという訳です。ネガティブ感情を感じやすいのはあなただけの問題ではありません。それを知ると少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。


2.なぜネガティブ感情を受け入れることが大事なのか


ネガティブ感情は防衛本能の1つですし、不安や怖れ、嫉妬心から「頑張るぞ!」とモチベーションを高めることもできます。ネガティブ感情そのものは悪いものではありません。


しかし、「怒りをコントロールできずに人を殴ってしまう」などネガティブ感情をコントロールできずに問題行動を起こしたり、ふきげんな表情をしていて周りの人に悪影響を与えるのは良くありませんよね。


ネガティブ感情がわき上がると、そこから抜けられない経験はありませんか?私も昔、グルグル頭の中でネガティブなことを考え、眠れなくなった経験は多々あります。そのように嫌な気持ちは繰り返して持続する特徴がありますし、ストレスから免疫システムに悪影響を及ぼす可能性もあります。

だからネガティブな感情とうまく付き合うことが大事なのです。ふきげんにならないためには、自分のなかのネガティブ感情に気づき受け入れることが、感情とうまく付き合うための第一歩です。


3.感情に気づくためのトレーニング


感情に気づき受け入れるためには、自分にはどんな感情があるのか知っておく必要があります。思いつくネガティブ感情を表現する言葉はどんなものがありますか?思いつくものを挙げてみてください。


例えばネガティブ感情にはこれらのものがあります。


・怒り=自分にとって大事な価値観(~べき)が裏切られたことを知らせる
・嫉妬=重要な資源を他人が持っていることを知らせる
・恐怖=すぐそばに危険が存在する可能性を知らせる
・不安=良くないものが近づいていることを知らせる
・悲しみ=大事なものが失われたことを知らせる
・恥=自己イメージが壊されたことを知らせる

『無 MU =最高の状態』鈴木祐著


これらの感情を知っておいて、自分のなかに湧き上がったら蓋をせず受け入れるトレーニングをしていくと、段々と自分の気持ちに寄り添うことができるようになっていきます。
寄り添い理解してあげると、ネガティブ感情は暴れることをやめて気持ちが落ちついてきます。
 

私は「書く瞑想」と言われるジャーナリングや、自分を俯瞰してパニックになっている実況中継する「一人実況中継」(笑)などをやるようにしています。客観視すると、自分がどんな感情の渦にいるのか把握でき、だんだんと気持ちが落ち着いてくるんですよね。


あなたはどのようにして、ネガティブ感情とうまく付き合いますか?








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