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ピンチをチャンスに変えていく

こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。


研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。


大変な状況、困難や逆境の中にいて、精神的にも肉体的にも
まいっている・・


そんな経験、あなたにもきっとあるかと思います。
私にももちろんあります。


でもね、後からその経験を振り返ってみると
そこから多くの気づきや学びがあるのではないでしょうか。


「レジリエンス」という言葉を聞いたことはありますか?


心理学におけるレジリエンスとは、困難や逆境に直面したときに、
それを乗り越え、回復し、さらには成長する力
を指します。



ポイントは、心のエネルギーをマイナスから通常の状態に
戻すだけでなく、そこで得た経験を糧にさらに精神的に
人間的に成長する
、という点です。


レジリエンス力が高い人として、思い浮かぶのは
大谷翔平選手です。


大谷選手は、プロ入り後に二刀流選手として投打両方で活躍することを決意しました。この挑戦は前例のないもので、多くの批判や疑問の声もあったそうです。


そして2018年には肘の手術を受け、一時的に投球ができなくなりました。
ですが、大谷選手はリハビリに専念し、打者としても驚異的な成績を残したんですよね。


きっと不安もあったと思うのですが、自分の状況をしっかりと
理解し、「今できることに集中」する力があるからこそでしょう。



手術から復帰した後も、投打両方での活躍を続けていますよね。
挑戦を恐れず、経験から学び、前向きに努力を続ける大谷選手。
今年に入ってさらなる試練が目の前に立ちはだかりました。


通訳の水原さんからの裏切りです・・・
ずっと信じていた人にだまされ、大金をとられたという事実もあり、
さすがの大谷選手も、相当大変な思いをされたと思います。


でもね、そこで奥様はじめ周りの人たちの助けを借りて、
心のエネルギーが下がるのをはやめに止め、上げていくことが
できたとインタビューで仰っていたのです。


そのインタビューでは、
「いかに自分が周りの人たちに助けられているのか再認識し、
感謝の気持ちで溢れている」



そんなことも話されていて、さすがすぎる!と感動しました。
そして今、さらなる活躍をされていますよね。


大谷選手だけでなく、私たちは誰もがレジリエンスの力を持っています。
そしてレジリエンスについて学ぶことや、心理学のワークを通じて
レジリエンス力は筋トレのように鍛えることが可能です。


ワークの1つを以下の記事に書いています。



それ以外にお勧めするのが、時間をとってご自身が過去、
逆境や試練にいた経験を振り返ってみること。


そこで得たものは何ですか?


・人とのつながり
・自分にとって大事な価値観に気づけたこと
・当たり前だと思っていたことのありがたさに気づいた

それらのことがあるかもしれませんね。


過去の経験を振り返ってみること自体が、
あなたのレジリエンスを高めること
になります。


ぜひ時間をとって振り返ってみてください。
もし、今あなたが逆境やピンチの中にいるのであれば、
過去を振り返る中でこんな風に思うはずです。



「私、今までも多くのピンチを乗り越えてきた。だから今の私がいる。
きっと今回のピンチも乗り越えられる。そしてこの経験が私の成長に
つながる。もっと強く、人間的に成長できるんだ」


そんな風にとらえることが少しでもできたら、
目の前の状況も違う視点で見ることができるかもしれません。


私自身、ピンチの渦中にいるときには、視野がかな~り狭くなってしまいます。だからこそ、視点を変えるために色々とやっています。


人生色々ありますが、お互いそこから得るものを得て、
自分らしく前進していきたいですよね。

よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡