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2020年5月中旬 AC療法6クール目開始前に

AC療法もいよいよ最後の6クール目。

主治医から化学療法(抗がん剤)を終了した後に行う
ホルモン療法について説明がありました。

ホルモン療法の内容は
毎日の内服(タモキシフェン)
3ヶ月に一回の注射(リュープリン)。

目的は
生理を止めてがんの進行を遅らせること。

「生理を止めること」

それは2人目の妊娠を望んでいた
私には残酷な言葉でした。

命のほうが大事なことは
わかっている。

そもそも私は1年生きられる
保証もない。

でもでも、嫌だった。

どうして、どうして、と。

家に帰ってひとりで泣いた。

当たり前のように子どもが2人いることを
描いていた人生。

がんになってもあわよくば
子どもが産めればいいと思っていた。

ちょうど娘が1歳半になる頃で
ママ友が2人目を妊娠したニュースも
多かったことの影響も大きかった。

なんで、なんで?
私は子どもが産めないの?

子どもが産めないことも
病気のことも到底
受け止めきれないのに
表面では涼しい顔して
仕事をしていました。

違うか。
仕事に打ち込むことで
考えないようにしていたのかもしれない。

8月にまた転機があるのですが
それはまた今度。


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