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大学院生2年目の前期の成績を発表します~。

毎日暑いですが、みなさんがんばってらっしゃいますか?!
いやー、今年の暑さは本当やばーい。

昨日、ふと「エアコン掃除しよ」って思って、掃除する棒?を勝って掃除したらゴッソリとカビが取れて、こんなんでエアコン使ってたら病気になる・・・と思いました。カビ取り後はエアコンの効きがめっちゃよくなったので、「エアコンの効きが悪いな」という方、ぜひエアコン掃除してみてくださいw 

さて、私は長期履修制度というのを利用しているので3年間で大学院修士課程を修了する予定です。
今年が大学院2年目!
授業にもだいぶ慣れて、楽しく前期も通っていました!
後期は、大学の交換留学制度を利用してドイツの大学に留学します。

前期に取ったのは3科目(+修士論文に向けて指導教員から指導を受ける演習というのがうちの大学にはありますが、これは省略しますね)です。

①ジェンダーに関する授業


「トランスジェンダー問題」という本をテキストにして、トランスジェンダーの方々が直面している課題などについて、受講している学生みんなでディスカッションや感想を共有しました。
なぜこの本のタイトルが「トランスジェンダー”問題”」なのか。
ぜひ皆さんにも本を読んで考えていただきたいなと思います。

※私がこれで得しても意味がないので、アフィリエイトリンクはつけていません。ご安心を。

この授業では期末レポートがありました。
授業で学んだことを書いてもよいし、自分の研究テーマとこのトランスジェンダー問題を絡めて書いてもよいという自由なテーマでした。
私の研究対象地域であるアメリカのトランスジェンダー差別について、次期選挙との関係を絡めてレポートにまとめました。
(※私はLGBTQのアライですので、授業でも批判的な発言はいたしません。この私のnote記事へのトランスジェンダー批判のコメントは固くお断りをいたします。)

結果、評価はS評価(Sが一番良いものです)でした!

②社会運動についての授業

社会学系の授業で、社会運動について考える授業でした。
授業では、
「市民的不服従」という本と、「荷を引く獣たち: 動物の解放と障害者の解放 」という本の2つを読みました。
む、、、むずかしかった・・・

市民的不服従に関しては、アメリカの歴史の中でもキング牧師が市民的不服従に関係するので大切なことなのですが、市民的不服従を哲学者などの考えを用いて考えると言うのはなかなか高度なものでした。

「荷を引く獣たち: 動物の解放と障害者の解放」の著者は障害者で、画家として活躍している方です。健常者が中心となっている社会に対して批判をする内容でした。障害者である著者は幼少期のころ、「歩き方が猿のようだ」と友達から言われたことがあると述べており、人間が健常者以外を差別するような社会になっているのでは?と鋭い視線を投げかけます。
確かに社会は健常者中心。「こんなところに段差があったら車いすの人は困るんじゃないかな」とか思ったりすることもよくありますよね。
「この感覚でバイクの通行禁止のポール立てたら、車いすの人は通れないじゃん」とかよく思います。

この授業もレポート提出がありました。
私は、「感動ポルノ」についてのレポートを書きました。
「感動ポルノ」とは、簡単に言えば「障害者は健常者に感動を与える存在だ」とする考え方のこと。
こちらの動画をご覧ください。

タイトルは
「私は皆さんの感動の対象ではありません、どうぞよろしく」です。
「感動ポルノ」とはコメディアンでジャーナリストのステラ・ヤングさんが生み出した造語です。
彼女は「障害者を、健常者に感動を与える存在だとすることをやめて」と言います。某24Hテレビとかもこれですよね。
社会が健常者中心であって、障害者という存在に対して、一方的に「障害者は社会によい影響を与える存在なんだ!私たちは障害者から学ぶんだ!」という価値観を押し付けているということですよね。

健常者が弱者とみなし、「感動ポルノ」の対象とするのはなんだろう?と考えたら、「子ども、障害者、動物」なんではないかな?と思い、それらを暑かった作品を取り上げ、どのような類似点があるかなどを挙げたレポートを作りました。

評価はA+でした!社会学は私の専門外になり、詳しい理論とかそういうのは一切書かなかったのですが、A+(Sの次)をいただけたのでよかったです!

③アメリカ文学に関する授業

アメリカ研究する人なのにアメリカ文学の知識がない。。。。そもそも、文学の授業をまともに取ったことがなかったので、どういう感じなのかもよくわかってなかったんですが、優しい先生に色々聞いたりしながら、授業では積極的に意見を述べてがんばりました!

授業では「老人と海」と「ねじの回転」を読みました。特に「ねじの回転」はすっごくおもしろかったです!毎週少しずつ読み進めていく楽しさったら!!!ドキドキでした。
本は好きなので毎回楽しかったです。

アメリカ的な解釈をするとどうなるのか、キリスト教的にみるとどうなるのか、これは背徳なのか?など、様々な角度で物語を見るというのは面白いですね!

授業では少しだけ議論の進行役をやったりもしました。
おかげで、こちらもS評価をいただくことができました!

④まとめ

ジェンダーの授業 S
アメリカ文学の授業 S
社会運動の授業 A+

ということで、今期もとってもよい成績で終わることができました~!
わぁああああい!!!

社会人で大学院生やってても、きちんと授業に出て、しっかりと課題などや自分が当番のレジュメとかを仕上げてプレゼンするとかできれば、大丈夫ですよ~!
「大学院生活ってどんな感じかな?」と思っている方の参考になれば!
質問なども受け付けますので、お気軽にコメントくださいね。
では!

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⇈全文が載ってるわけではないけど、授業で役に経ちました!

⇈この2冊があれば、アメリカ文学がさらっと把握できます!
アメリカ文学で卒論を書く方が、卒論のテーマにする作家や小説を選ぶのにもおすすめです!

⇈「ねじの回転」はホラー好きにはたまらないです!アメリカンゴシックホラー!!!!


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