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【就活シリーズ#10】逆求人型サイトで有名企業からスカウトが来るプロフィールの作り方

こんにちは。レオナルド・ディカプリオです。

今回はこちらの記事で予告した通り、逆求人型(スカウト型)就活サイトで有名企業からスカウトが貰いやすくなるプロフィールの書き方を解説していこうと思います。

はじめに

就活では青の組織(コードネーム:Rikunabi)や水色の組織(コードネーム:Mynabi)を使って企業を探し、自分からアプローチをかけていく手法が一般的ですが、中には逆求人型(スカウト型)サービスを使って就活している人もいますよね。

逆求人型を使っている学生さんの多くは、あわよくば有名企業や上場企業からスカウトを貰いたい…と思っているのではないでしょうか?

今回の内容は逆求人型サイトを利用している、あるいは利用しようと思っている学生さん向けに、LabBaseという逆求人型就活サイトで30社以上の企業からスカウトを貰った僕が、有名企業からスカウトを貰いやすくなるプロフィールの作り方を伝授しますというものです。

ここまで書くと、「どうせ高学歴だからそんなにスカウト貰えるんでしょ?」と疑う人も多いかと思いますが、安心してください。
僕の学歴は無名大学の大学院生です。

こんな無名大学の学生ですら、あることを実践し、プロフィールの書き方を工夫した結果、大量に有名企業からスカウトを貰うことができました。

なので、「有名企業に入りたい」、「有名企業からスカウトを貰ってみたい」、あるいは「就活の労力を下げたい」と思っている学生さんにはぜひ見てもらいたい内容になっています。

…とはいっても「スカウトを貰った!」と言うだけでは信用してもらえないでしょうから、どんな企業からスカウトを貰ったか証拠をほんの一部ですが提示させていただきます。

ちなみに、み〇しゅうとか、その他諸々の就活サイトのように自慢しようとかマウンティング取ろうなんていうクソみたいな自己顕示のつもりは一切ありません。あくまでも信じてもらいたいという気持ちから証拠を提示しているだけです。

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本当に一部ですが、皆さんの知っていそうな企業からスカウトを貰ったということを列挙してみました。どの企業も誰しもが知る有名企業ばかりで、就活の人気企業ランキングでも上位に食い込んでくるような企業ばかりですよね。
ついでに、富士通の採用担当の方からいただいたスカウト文も公開させていただきます。

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いかがですか?無名大学の私が多くの有名企業からスカウトを貰っていたということは信じていただけましたでしょうか。

何度も言いますが、僕は無名大学の大学院生です。それでも上記のように、多くの有名企業からスカウトを貰うことができました。

今日は、30社以上の企業からスカウトを貰った僕のプロフィールの書き方を余すことなく紹介していきますので、ぜひ学生さんや就活生の皆さんはご覧いただければと思います!

なお、今日の内容が僕が使用していたLabBaseという逆求人型サイトを基に、有名企業からスカウトが貰いやすくなるプロフィールの書き方を解説しますが、他のサイト(キミスカ、offerboxなど)を利用している方にも参考になる内容だと思っていますので、ぜひご覧ください!


スカウトを貰う上で大事なこと

逆求人型サイトを使っての就活というのはマイナビやリクナビと違い、企業から選んでもらう、すなわち企業からラブコールを受けることですよね。
ここで質問です。皆さんは企業からラブコールを受けるにはどんなことが大事だと思いますか?
3秒間だけ待ってやるので考えてみてください。

3...

2...

1...

はい、バルス。

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色々な考えがあると思いますが、僕は「自分にはどんなことができて、自分のできることが企業のどのような仕事に役立つかを明確にする」ということが大切だと考えています。すなわち、「あること」とは貢献を明確にすることです。

企業側には「~~という人材が欲しい」というニーズが有り、有名企業であればそのニーズはなおさら明確でシビアになるわけです。スカウトを貰うには企業のニーズと学生のできることが合致していないと、企業側はスカウトをするメリットがありませんよね?

例えばプロ野球のドラフト会議を考えてみてください。ある球団は「年間を通して4番を固定できなかったから、即戦力の4番候補が欲しい」というニーズがありますよね。そのニーズを基に「俺は長打力が自慢で、これくらいの実績を残してきたから4番不足のチームに貢献できるぜ!」という選手をドラフトで指名しますよね。
逆求人型サイトもこれと全く同じです。

なので、「自分にはどんなことができて、自分のできることが企業のどのような仕事に役立つかを明確にする」ということは有名企業からスカウトを貰う上でかなり大事なことになると思うので意識してください。


自己紹介の書き方(自己PRに相当)

自己紹介には自分のパーソナリティに関することを書きます。例えば、リーダーシップ、積極性などが該当します。

この際の構成ですが、結論 → エピソード という流れは通常の自己PRと同じですが、最後に自分の性格や人間性といったパーソナリティがどのように会社組織で役立つかを書きます。

これを人事面での貢献と言います(僕が勝手に名付けているだけですが(^_^;))。

つまり、
・結論(自分は~~という強みがあります)
・エピソード
人事面での貢献(自分には~~という強みがあるので、社会では~~で貢献することができます)

例えばリーダーシップが持ち味なら、

(結論)
私は~~というリーダーシップがあります。

(エピソード)
学生時代に~~~

(人事面での貢献)
私にはリーダーシップがあるので、プロジェクトリーダーなどを担い、~~で貢献することができます。

このように自分の持つパーソナリティでどんな役割(職務)を担えるか、あるいはその役割をどうやってこなすのかが1つ目のポイントになり、採用担当者に「この人は〇〇のポジションで活躍してくれそうだな」というイメージを植え付けさせます。

2つ目のポイントとしては5~10年後に貢献できることをイメージさせることです。

新卒採用はジョブ型採用が広まってきたとは言え、依然としてポテンシャル採用といって学生の潜在能力を見ようとする傾向が強いです。

こうした面から5~10年後に発揮できるポテンシャルを人事面での貢献としてアピールします。


研究概要の書き方(ガクチカに相当)

ガクチカは「結論(~~に打ち込みました)」→「なぜそれに打ち込もうと思ったか」→「打ち込んだことから学んだこと」という順で書きますよね。

研究概要はガクチカの結論に相当します。なので、打ち込んだこと(研究)を詳細に書くようなイメージになります。

研究概要を書く際の構成としては、
・結論
・背景
・課題意識(課題定義)
・自分の手法(結論)
という順で書きます。論文を書く際の流れと同じです。

この際のポイントとしては、専門用語を極力避けることです。

理系学生とか理系学生とか理系学生は専門用語をマシンガンのごとく羅列し、読み手を無視した文章を書いてしまいがちです…。僕も人のことをとやかく言えませんが(^_^;)

大事なことを言います。
プロフィールを見るのは人事担当者であることがほとんどです。

稀に企業の専門家がスカウトをくれることもありますが、9割くらいは専門外の人事担当者がプロフィールを読んでスカウトを送ってきます。

したがって、専門外の人が読んでも何となく理解できるくらいまで表現の難易度を落として書く必要があります。

また、専門外の人が読んでも理解できるように書くということは、それだけ文章能力が求められますので、正しい日本語が使える、わかりやすい文章を書けるという面でも評価されます。


研究を選んだ理由の書き方(ガクチカに相当)

ここはガクチカで言うところの「なぜそれに打ち込もうと思ったか」に該当します。

書き方のポイントとして、
・社会的に~~の課題があるから、自分の研究で~~を解決したい
・先行研究に~~という研究があるが、自分の研究では~~で貢献できる
というように、社会的な課題(先行研究)と自分の研究との比較があると、研究を選んだ理由が論理的で伝わりやすいです。


研究から学んだことの書き方(ガクチカに相当)

ここはガクチカで言うところの「打ち込んだことから学んだこと」に該当します。

今日の内容で最も重要な箇所になります。研究から学んだことには、研究で身につけたスキル(設問がガクチカならビジネスで役立ちそうな実践的なスキル)を身に着けたことを書くことをオススメします。

これをスキル面での貢献と言います。

逆求人型サイトを使って就活したいなら、特にスキル面での貢献を書くことをオススメします。

なぜなら、先程の逆求人型サイトでの就活はドラフト会議と同だと言ったことに起因します。ドラフトは特筆するスキル(160km近いボールを投げられる、肩が強い、ホームランを打てるなど)を持った選手が指名されますよね。

逆求人型サイトもそれと同じで、他の学生とは異なる特筆するなにか(光るなにか)を持っている学生が欲しいから企業はお金を払ってまで逆求人型サイトを利用しています。

だからこそ、企業に魅力的だと思ってもらえるスキルを身に着け、冒頭に申し上げた「自分にはどんなことができて、自分のできることが企業のどのような仕事に役立つかを明確にする」ことでスキル面での貢献を明確にし、他の学生と差別化を図ります。

では、書き方の構成はどうするかというと
・結論
・エピソード
できれば成果も
・スキル面での貢献
の順で書きます。

例文を載せると…。

(結論)
多角的にアプローチすることの大切さを学びました。

(エピソード)
大学院の研究ではオリジナリティーを出すことに加え、研究成果で社会に貢献することが求められます。そのため、これまでのように既知の知識だけで物事に向かうのではなく、幅広く様々な技術領域(分野)や時には社会情勢にも目を向け、多角的に調べていく過程の中で知見を広めることができました。

(成果)
その結果、私の研究は~~学会の~~研究賞を受賞することができました。
このことから物事に対して多角的にアプローチすることの大切さを学びました。

(スキル面での貢献)
研究活動を通してセキュリティ技術や、コンピュータネットワークに関するスキルを体得することができました。私のスキルはシステム開発事業でのセキュリティ設計や安心安全なネットワークシステムを構築する際に役立つことをお約束します。

滅茶苦茶な文章ですが、「自分にはどんなことができて、自分のできることが企業のどのような仕事に役立つか」が書けているのではないかと思います。

自分を売り込むという意味でもここは重要な箇所になりますので、しっかり書くようにしてください。


研究の意義の書き方

研究の「意義」なので、自分の研究の貢献を具体的に書きます。
例えば、
・自分の研究が社会のどんなことに役立つのか
・自分の研究で将来の社会がどのように変わるのか
などの観点から研究の貢献を書きます。

ここに関しても研究概要と同様に専門用語を極力避ける、研究の貢献がわかりやすい文章を心がけるということは忘れないでください。


これからやりたいことの書き方

ここは自分のやりたいことを思うままに書きます。

僕は以下の観点から書いていました。
・研究でやりたいこと
・社会に出てやりたい、挑戦したいこと

ここに関してはフォーマットは無いので、自分の気持ちのままに書いてOKです。

ただ、意中の企業があるなら、その企業が展開している事業や、大切にしているマインドに寄せて書くと良いかもしれません。

ここと、「自己紹介」、「研究から学んだこと」がしっかり書けていたからこそ、30社以上の企業からスカウトを貰うことが出来たと思っています。

なので、この3点セットはしっかり書くことを意識してください。


まとめ

今回は逆求人型サイトを利用した就活で有名企業からスカウトを貰いやすくなるプロフィールの書き方を紹介してきました。

内容をまとめると…
・スカウトがほしいなら「自分にはどんなことができて、自分のできることが企業のどのような仕事に役立つか」を明確にする

・自己PR、ガクチカ、将来やりたいことの3点セットが重要

・自己PRはパーソナリティでの貢献、すなわち人事面での貢献を書き、ガクチカはスキル面での貢献を書く

以上になります。

今日の内容を実践していただくことで、有名企業からスカウトを貰いやすくなる魅力的なプロフィールを書けるようになると思いますので、ぜひ実践してみてください!

というわけで、今回も就活シリーズをお届けしてまいりましたが、ほんの少しでも「参考になる」、「ためになった」と思っていただけたら、「スキ」ボタンまたはフォロー、もしくはその両方よろしくお願いしますm(__)m






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