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GW美術館めぐり(東京&長野)

訪れた美術館の備忘録です。
今回は2箇所。
「東京都庭園美術館」と、「長野県立美術館、東山魁夷館」。


東京都庭園美術館


目黒駅から徒歩数分。アール・デコ様式の旧朝香宮邸と、庭園を楽しめます。
もっぱら「庭」が見たくて訪れたのですが、せっかくなので企画展も拝見。

豪華さに圧倒されつつ、何よりも、家主のときめきとこだわりが伝わってくるお家でした。もちろん、お城やお屋敷が好きな来館者も多そうですね。
時間の関係もあり、インテリアが素敵だな~くらいの浅い楽しみ方になってしまったので、もっと前知識を入れてくればより深く味わえそうです。

フランスのアンリ・ラパンによる壁画@大食堂
部屋ごとに異なる照明
フランスのアンリ・ラパンによる室内装飾、インテリア
部屋ごとに異なる壁紙

また、今回の企画展では、各部屋にまつわるカードをもらえます!
屋敷じゅうに贅沢に使用されている木材、家族それぞれの部屋で違う壁紙や照明、食堂には食にまつわるオブジェが置かれていること、殿下と姫殿下だけが行き来できるベランダ、かつて動物が多く飼われていたこと。
カードの裏には様々なこぼれ話が書かれていて、当時をすこし体験できた気分でした。

全部で26種類


さて、お目当ての庭を見るころには残り時間が迫っており・・・
とりあえず今回は日本庭園を中心にまわりました。

どこを撮っても絵になる。ぼーっとしているだけで癒やされる。
庭の手前あたりの芝庭で、ピクニックをする来館者も多数いました。
それにしてもこんなに広く、そして植物の種類も多いとは・・・!!!マップに書かれているだけで40種類はありました。
他の季節も、他のエリアも、きっとまた堪能しに来ます。


長野県立美術館、東山魁夷館


東山魁夷と出会って5年、ついに来館!
感想としては、もうちょっと見たかったな~~~!という感じです。
コレクション展、東山魁夷館、企画展と大きく3つの展示があり、すべてを鑑賞するとちょうど良いくらいのボリューム。今回は前2つのみを見たからか、もう2倍は作品に触れたかったなあという思いでした。

美術館入口そば

それでもやっぱり、推し画家の作品だけを見られる場所は良いですね。
新たな作品に出会えたり、かつて心うたれた作品と再会したり。『夕星』『晩鐘』『残照』『曙』あたりが特に好きです。
とはいえ、『夕星』だけは、切なさも感じますね。どの作品よりも筆圧が優しく、家族を思いながらあの世へ誘われていったのかなあなどと耽ってしまいました。
そういえば、(北欧はともかく)ドイツ留学あたりの絵を次は展示してほしいなあ。なかなか他で見ないんですよね。

現代アーティストの展示も少しありまして、なんとカホンを体験できました!
演者を見ることはあっても、なるのは初めて。叩く強さやスピードで音の出方が変わり、面白かったです。宣伝動画でずっと音をならしてくれているので、心理的にも演奏しやすかったです♪
金箱淳一さんとう長野出身の方の作品で、5/14までとのこと。


それにしても、晴れていて良かったです!美術館はもちろん、善光寺や城山
公園、山々をみわたせる絶景など、周辺も楽しむことができたましたから。

城山公園
善光寺


自然豊かで、少し歩けば一度に色々と楽しめるところは、奈良と似ていますね。ぱっと見渡すとあちこちに寺がある感じは京都かな。

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