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本紹介『僕が僕であるためのパラダイムシフト』
本紹介です。今回は漫画の紹介です。
鬱病に苦しんでいる方や鬱病の知人がいる方、鬱病についての理解を深めたい方などにおすすめです。
数年前にネットで流行った漫画です。作者はEMIさん。私自身には鬱病の罹患経験はないものの、非常に読みやすく理解が進められる作品になっていると感じました。
賛否両輪はあるけれど
この作品がネットでバズった後、様々なことで賛否両論ありました。しかし、1つの作品として読んでみたとき、この作品は多くの人の考え方を変え、特定の人たちの道標になるものだと感じました。それほどまでに完成度は高いです。
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「今」の苦しみは「今」自分が起こしている
この作品の主人公は、幼少期の家庭環境などから鬱病を患います。そこから20年間、診療内科などを転々として、鬱に苦しんで生きていきます。けれど、鬱の正体を探っていく中で自分なりの向き合い方を見つけ、「今」の人生をすばらしいものにしていく物語です。
コミックのタッチが非常に馴染み深く、読みやすさはダントツです!
これほどまでに1人の人生をサクッと読めたのは初めてでした。
鬱を擬人化させることで、鬱の目的を探っていくことを読みやすく描いています。
展開や思考を論理的に示すことで、読んでいて常に納得する場面ばかりです。
「過去」が「今」に影響を与えることなんてない。「今」の苦しみは「今」自分が起こしている。その材料に「過去」を今の自分が使っているだけ。
「今」どれだけすばらしく生きるか
自分の本心を無視して生きるとどうなるのかが、赤裸々に描かれています。
我慢が多い今の世の中だからこそ、一度読んでみてほしいです。
「居場所づくり」に☺️
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