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過ぎた母の日

おはようございます。
昨日は母の日だったから、皆さんの超絶素敵なカーチャンネタが読めてほっこりしました。

トミーです。

私はと言えば、

母の日?なにそれ美味しいの?


私の辞書には、母の日も父の日もありません。
なんなら親の誕生日も覚えていません。

親不孝ですかね?


三兄弟全員がそのスタンスなので、末っ子の私は一般的じゃないことは分かってますが、
罪悪感が皆無です。
(還暦のときは、各々10万旅行券に課金して祝ったけど)
(おそらく金で解決的な気持ちがあった)
(金で非常識に思われることを解決した)
(だからか、今も誕生日を覚えていない)

しかし、両親への感謝は常識的にあります。
まず産みおとしてくれたこと。
衣食住を平均より少し豊かにしてくれたこと。
教育(習い事ふくむ)に課金してくれたこと。

うん。
ありがとうございます。

ただそれだけ。

自営業の父がバブル期にフィーバータイムがあったからか、子供時代はそこそこ裕福だったと思います。

母親は専業主婦でほぼ働いたことがなく、
三人の子供たちを養う能力があり、
三人を塾にいかせ私立にぶちこむ能力があり、
三人を他の習い事にいかせる余裕もあり、
犬も飼い、
ピアノも買い、
車も好きに買い、
家も買い、
海外旅行もし、

私は、

常に母親が物理的、心理的に距離感がちかく、『こうなってほしいから』の想いを課金で解決する手法で育ちました。

『よそよりも、うちは小遣いあげてるはず。』
『欲しいものは我慢させてないはず。』
『なんら不自由させてないはず。』

あんたはいいねぇ、幸せで。

よく母親に言われていた気がします。
おそらく、母親は時代の特性上、そこまで財力豊かな暮らしをせずに子供時代を過ごしたのでしょう。

貧乏で惨めな思いをさせたくない。
でも
なに不自由ない娘が羨ましい。

きっと、そんな思いがあったのだろうと想像します。

女児という私を使って、自分が欲しかった幼少期の欲を満たしたのでしょう。

私はお金がかかるモノ、コトを自ら欲しがったことはありません。
(オモチャとかお菓子は別だけど)

習い事も自分からではないし
学校も公立で良かったし
海外旅行は時差で持病の発作がでるから嫌いだったし
小遣いも欲しいものないから、あまってたし
経験がほしいのにバイトは禁止だったし



中学生のときに、仲良しの友達がいました。
そのこは、女の子で四人兄弟の長女。
市営団地に住んでいて、
兄弟のためにお菓子づくりをするのが好きなこでした。
親が共働きなので、夕飯や学校の弁当をふるまうこともあったようです。

彼女から遊びに誘われたら、いつも

『お母さんに聞いてみないとわからない。』
『勝手に決めたら怒られるから。』
『予定があるわけじゃないんだけど。』
『私は行きたいんだけど。』

中学生にもなってまで、わたしは友達と遊ぶ約束も出来ない人間でした。

友達『なんか、トミーって不自由で可哀想だね。』

忘れもしません。
彼女からみたら、私は可哀想だったようです。

なに不自由ない

それは違ったようです。
そして、私は

彼女が、羨ましかった。

彼女には少しばかり、お金がない生活という印象はありましたが。
いつも家族が仲良し。
共働き×四人兄弟なので、ある程度の放任主義。
習い事しなくても、勝手に趣味をみつけて夢中になる。

私がほしいものは、お金で買えない。

与えられても使いもしなかったお小遣いが物語っています。
当時の生活で買うものといえば、漫画とお菓子くらいでしょうか。

友達と遊びにいって使う


そんな選択肢はありません。
母親は、自分が知らない場所へ私が行くことに、異様に嫌悪するタイプだったので考えもしませんでした。

母親は、私の体や時間を使って、人生やり直しているわけなので納得できます。

母親がやりたいことじゃないと意味がない。

そういうことだったのでしょう。
ちなみに、母親にびくびくしながら友達と遊んでいいかを聞くと、良しとはされますが、

自分の予定かってほどの感覚で行く場所や時間を勝手に決めてきます。


大人になってからもですが、誰かと旅行にいくと話すと現地を調べつくして、

ここに行きなさい!!!
これを買いなさい!!!
これを食べなさい!!!

と、指示があるのです。
まぁ、聞きませんが。
さすがに。

私の経験や人間関係も母親の人生なのです。


母の日。
噂では、『お母さんに感謝する日』らしいですね。

個人的には、

ずっと言うこと聞いたから、感謝される側じゃね?

そんな生意気なことを思ったりします。
なので親孝行をすべき風潮に、憂鬱さをかんじます。

どこかで誰かが言った言葉ですが、

子供は3歳までに一生分の親孝行をする。

らしいです。
そのこころは、

子どもに期待しすぎちゃいけませんよ。

ってことらしく。
育児をしている方への言葉っぽいのですが、
子供目線で納得して、心が軽くなりました。

父親が菩薩のような性格なので、おそらく夫婦関係は良いのではないでしょうか。
いや、父親のストレススルースキルが高すぎるだけで、関係が良いのかは謎です。
よく離婚しないよなぁと、娘としては思います。
常識的な父親はわざわざ、母親を選ばなくとも幸せになれるでしょうに。
謎です。

とりあえず、三歳までに済ませた親孝行により、わたしはマイペースな人生を過ごしています。

母親にもマイペースに生きてほしい。
今を楽しんでほしい。
自分の人生を楽しんでほしい。
母の日が過ぎて思うことです。

今日もありがとうございました!


























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