無能な人間の購買心理
こんにちは、15年ぶりに仕事に支配されないゴールデンウィークを無感情に過ごしています。
トミーです。
最近こんな、つぶやきをしました。
まさに、カルディーに行ったときだったんです。
買い物をしている旦那を放置して、わたしは店外からこれを、つぶやきました。
心身疲れきって。
ところで、
カルディー
ビレッジヴァンガード
ドン・キホーテ
この3つに共通するものって何かわかりますか?
答え:狭い空間にぎゃんぎゃんに商品ディスプレイしている。
物販に関わったことがあるかたなら、聞いたことはあると思うのですが、VMDってやつです。
VMD、、、?
商品を売るためのビジュアル、陳列での戦略。
カルディー
ビレッジヴァンガード
ドン・キホーテ
狭い空間にぎゃんぎゃんに商品置くことで、
品揃えが良くみえて
新しいものがあるように見えて
沢山あるなかに“イイモノありそう!”的な宝探しのワクワクがあって
見るのに時間がかかるから滞在時間長くなって
必要ないけど、なんか買ってしまう。
そう、やつらの狙いはこれだ!!!
と、いつも思っています。
わたしは、こういう陳列が嫌いだ。
わたしは、男かってほど買い物が早いのです。
だらだら余計なものを見たりしません。
目的が終わったら早々に退散します。
迷ったりもしません。
いいから、
見やすく、
わかりやすく、
選びやすくしろ!!!
そう思ってしまうのです。
沢山あるなかから探しだすワクワクとか無用。
そう、わたしはカルディーで、オシャレな調味料を買って、使いこなしてはインスタにアップして、みんなにオススメ出来るほどのスペックがない。
オシャレな生活に無縁だ。
買い物の仕方が無能すぎる。
しかし、この気質だからこそ役立つこともありました。
アパレル時代。
普段は、『店頭をオシャレに見せる』が
基本ですが、
セールともなれば『在庫消化』が目的です。
とにもかくにも、たたき売らなければです。
在庫が普通の3~4倍
でも、スタッフの人数はいつも通り
でも、お客様の入店はいつもの5~6倍
勝手に見て、勝手に買ってくれ。
これが、限られた人員の店としては望むことです。
いかに、お客様から質問されないような店にするか。
時間も人員も、限られたなかで無駄(と言ったらキツイ言い方だけど)をはぶいて売りに徹していました。
陳列の仕方で全然かわります。
どこに何があるのか、見た目だけで、きっちり分かるようにする。
商品が沢山あるので、いつもより狭い店頭。
とにもかくにも分かりやすくしました。
普段はオシャレにディスプレイしているのに、
そのプライドは捨てて、
『スーパーの衣料品コーナー』のようにするのです。
個人的に『イトーヨーカ堂方式』と呼んでいました。
狙い通り、勝手に買ってくれます。
わたしは、買い物しずらい店アレルギーがあります。
狭い
ごちゃごちゃ
どこになにがあるかわからない
店員に聞きずらい
心身疲れきってイライラしてしまう。
どうしても効率重視脳が働くのです。
アパレルの、特にセール期間はこの感覚は役にたったように感じます。
カルディー
ビレッジヴァンガード
ドン・キホーテ
これらは、
“買ってほしいターゲット”にむけて“あえて”やっていることなのは分かります。
だから、私は“買ってほしいターゲット”ではないなぁと、つくづく思います。
パーソナルスペースが異様に広い私は、人にぶつかるのを気にしながら買い物することも苦手です。
『掘り出し物を見つける』
より
『必要なものだけ買う』
買い物を楽しむことが無能な私です。
スーパーも、
狭くてめちゃくちゃ安い店よりも、
広くてそれなりに安い店が好きです。
見やすいから。
旦那は、カルディーでワクワクしながら、わけのわからない調味料を買うタイプの人間です。
性別逆!!!
今日もありがとうございました!