入院前夜(38w2d)

ふたりでゆっくりばんごはんを食べるのも
一緒に湯船に浸かっておしゃべりするのも
腕枕してもらって眠りにつくのも今日で最後。

これからは3人での暮らしが始まるから
きっといままでとは違う生活が始まる。

悪いことではないけど寂しい。

この人と結婚して本当によかったなあ。
言葉や態度でストレートな愛情表現はないけれど
毎日の生活の中でたくさんの愛を感じる。

出産は孤独だろうけど
頑張れる気がしてきた。

お義母さんから電話きたのも嬉しかった。
お義母さんの妊娠・出産のときの話や
名前を決めたときの話は旦那も初耳だったみたい。

40年ほど前の出産のこと忘れずにいるって
出産どんだけ記憶に残るねん。
旦那のおばあちゃんも
妊娠・出産の話聞かせてくれたけど
それも70年前のことなのに鮮明に覚える。

ちなみに、
おばあちゃんは産婆さん間に合わなくて
ひとりで産んだって言ってた…。
あと出産は血=穢らわしいものだったから
旦那が立ち会うなんてあり得ない時代だったみたい。

だから今はいい時代になったね、って。
お義母さんもおばあちゃんも無痛分娩に対して
すごく肯定的で、大丈夫だよ、頑張れって。
本当に嬉しい。ありがとう。

わたしの両親も退院日から子育てサポートに
入ってくれるから心強い。

家族が増えるとき、また家族に支えられて
本当にありがたい。ありがとう。

自分のためというよりも
周りの楽しみにしてくれている人たちのために
乗り越えられそうな気がしてきた。頑張ろう。

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