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目覚めた瞬間「あ〜生きるのがつらい」

「あ〜生きるのがつらい」寝起き一発目の精神状態。強い不安感が消えるまで、30分ほどベッドから出られない日々が続いた。パニック発作を発症してから10年間は、パニック発作→自己嫌悪→強い不安感(予期不安)と症状が変化し、最終形態は寝起きに地獄の底へ落とされたかの最悪なコンディションで落ち着いた。常に目が笑っていなかった。

主治医に、「頓服薬を一日3回服用するほど辛い日がある」と訴えると「あら、ダブルで飲んじゃったのね♪」と...。「先生、全力で私のことをバカにしてますか?」と言いたくなるような軽い反応。しかもトリプルですよ。相当辛いのですよ。

「誰も助けてくれないし、つらいです…」と甘え気味に訴えようが、「考え過ぎなだけだから、インターネットで検索して認知行動療法なども試してみるとか…」と、自分で治せと言わんばかりのかわし。

先生は毎日、たくさんの患者さんを診察しておられるので自身もお疲れなのでしょう…。

知らんけど...。お察しします…。

そんな日々を過ごしていくうち、ある日突然、たいていのことが軽く流せるようになり、パニック発作を発症した初めの頃の「何が怖いのか分からない見えない恐怖」に毎日おびえ、泣きながら仕事をした経験を、再びすることがなくなった。

主治医によると、パニック発作の症状は「死の恐怖」とのこと。幸い死んだことがないし、死ぬ気もないのでピンとこなかったのだけれど、発作がおこると本当に怖くて「これがそういうことか」と、さらに底のない恐怖に落とし込まれ、一瞬で下痢の症状も出た。

以前はストレスが溜まると、強い不安感がわいてきて、一線を超えそうになったので、薬は手放せなかったけれど、いい意味で「自分はこんなだから」と開き直れたことが、元気になれた一因なのだと思う。

つらい経験をした分、以前より強くなれた私。今は夢実現のため勉強中。






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