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5月の日記 まとめ


5/1


自分でいれたミルクティが好きだ
もちろん喫茶店等で自分のものでは無いカップに注がれたミルクティも美味しいけど自分でいれる過程が好きなのだ

今日のミルクティ
カップ1杯のお水を片手鍋で沸かし、沸騰直前でティースプーン2~3杯の茶葉と同量のお砂糖を入れて蒸らす
2分ほどたったところでカップ1杯の豆乳を注いで沸騰直前まで火にかけて出来上がり

今日使った茶葉は巡り巡るミルクティー屋
パラレルワールドミルクティーさんがとあるカフェでPOPUPをしていた時に購入したものである
この時飲んだミルクティが今までのものでいちばん美味しかった
福島県の酪王牛乳を使用したそのミルクティの味を忘れることが出来なくて購入したオリジナルブレンドの茶葉を大事に大事に使っておうちで再現しようとしている
裏ラベルもなく、作り方のメモも無くしてしまった
飲んだのもその1回のみ
中部地方中心で営業しているそのお店には私はとてもじゃないけど足を運べない
6月から海外へ行くため休業してしまうそうでもうしばらく飲めなくなるのが寂しい

寂しさを埋めるために今日も私は自宅でミルクティをいれる

5/12

母の日
祖母、母、私の3人で美術館に行った
去年から心待ちにしていたアメリカ印象派の企画展
チャイルドハッサムの「花摘み フランス式庭園にて」今回の展示だとこれが一番好き

クロードモネの「睡蓮」
世界で初めて美術館から購入されたモネの睡蓮
ウスター美術館がこの作品を購入するまでの値段交渉の手紙を見ることも出来た
モネの他の睡蓮は何枚か見てきたけど今回の睡蓮は水面映る柳や空が滲んだような質感がふわふわした作品だった
連作をどれも似たようなものという人もいるけれど私はそれでもいろんな睡蓮を見てみたい
違いがわかる人間になりたい
美術の成績良くなかったけど絵は描けないけどそれでも美術が好きになりたい


5/15

画家の個展に行ってきた
会場はコーヒー屋さんでお茶をしながら作品を鑑賞できるという素敵な場所
注文したのは「本日のコーヒー」
コーヒーの味の違いがわかる人間になりたいと思っていたのに豆の名前を聞くのを忘れた
きっとお店の人が私が飲みやすいように浅煎りを使ってくれたに違いない
すっきりしていて少し苦めの紅茶のような風味で飲みやすかった

肝心の作品に関してだが、この画家の個展には過去何度か足を運んでいる
私が現代作家でいちばん贔屓にしている方だと思う
浮世絵モダンというジャンルで国内外で活躍している方で私の好きな黒髪の着物姿の女性を多く描いている
浮世絵と言っても古めかしいタッチではなくデジタルの洗練された筆運びの中に日本の奥ゆかしさを感じられる作品ばかりである

今回の展示の名前は「産声」
人生が変わった瞬間を新しい誕生に例えてこのタイトルにしたらしい
今回の個展に出会ったことで私の中で産声はあがっただろうか

5/24

吉高由里子似のお姉さんにおしりの筋トレを教えてもらったやってみる


5/25

ポストに手紙を出しにお散歩した
キャベツ畑の上をモンシロチョウがふわふわしていた
可愛いなと思ったけどよく考えてみたら蝶になる前の青虫が成長途中のキャベツの葉を食い荒らしているんだと気付いてなんとも言えない気持ちになった

5/26

今日は近所のギャラリーでやっているグループ展を覗いてきた
元はお茶屋さんだった建物をリノベーションして小さなお店が短期間オープンするチャレンジショップのような場所
2階のギャラリーは畳や壁を剥がしコンクリートをあえてむきだしにしてある
小窓の障子は残してあるのがまた良い
天井から鉄くずがぶら下がっていたり壁からパイプが出ていたり無機質で冷たいけどよく見るとそのコンクリートにも個性を見いだせる

作品に関してだが、今回私がよく見てきたのはオリジナルのキャラクターで同人の絵本を作っている方の作品だ
うさぎのような耳の生えたピンクのぽてっとした謎の生き物
これは、刺さる
私の好みど真ん中のキャラクターだ
色鉛筆で描かれた暖かな絵やアクリル絵の具の奥行きある絵、紙粘土?漆喰?で作られた等身大の置物
作者とお話してみた
優しい人が作るものはあたたかくなるんだなと思った
おっとりしていて飾らない性格のこの人だからこそ作れる作品だと思った


ただぼーっと生きている人間の拙い日記をここまで読んでくれた方ありがとうございます
いいねがひとつでも付いていて気が向いたらまた日記を書こうと思います

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