富江弘幸

ライター、編集者。著書『教養としてのビール』 https://amzn.to/2VwQ…

富江弘幸

ライター、編集者。著書『教養としてのビール』 https://amzn.to/2VwQ7OI など。

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ビールライターになる転機となった日の話

ビールライターとして活動するようになって、今年で9年目。「今日からビールライターだ!」という日があったわけではないですが、あの日が転機だったなと思っている日があります。 「どうしてビールライターになったんですか?」「どうすればビールライターになれるんですか?」という質問をたまにいただくので、その回答になるような話を書いておきます。 ちゃんとしたプロフィールは下記をご覧ください。 ライターとして専門を持たないといけないという危機感自分は子供の頃から本が好きでした。なので、

    • 実名で発信してよかったと思ったできごと

      イーロン・マスクがTwitterを実名にするとかなんとかという話。あまりこのニュースの詳細を把握していないんだけど、昔から匿名(ペンネーム的なもの含む)アカウントによるツイートは気になっていた。 もちろん一部のアカウントだが、自分に向けて誹謗中傷的ツイートをする匿名アカウントもあったし、自分の写真を無断で使用する匿名アカウントもあった。その中には、とあるイベントで問題を起こした後にペンネームもアカウントも変え、その問題とは関係ないような振る舞いをするアカウントもあった。

      • 正しい情報を出すにはコストがかかる

        正しい情報はタダではないのですよ。 今日も一日ずっと編集作業をしていました。大変だったのは事実確認で、ひたすらエビデンスを探す作業をしていたのですが、正しい情報を出すのはものすごくコストがかかるな……と思ったのです。 その一方で、正しい情報を出してもそれが当たり前だと思われ、間違っていたらどんな恐ろしいことになるかわからないという……。コストをかけているわりには報われない。これは悲しい。しかし、報われないからといって手を抜くわけにもいかないのです。 世の中に文章を出すの

        • 著書『教養としてのビール』の台湾版刊行!

          2019年3月に2冊目の著書『教養としてのビール』(サイエンス・アイ新書)を出版しました。 それから1年半が経ち、なんと台湾版も刊行! オリジナルの『教養としてのビール』が出版されて間もない頃に、台湾版も出るっていう話は聞いていたのですが、やはり翻訳には時間がかかるようで。忘れた頃に台湾で刊行と相成りました。 タイトルは『啤酒素養學』。 オリジナルとは表紙の雰囲気がかなり違いますが、中身は一緒。しっかり繁体字に訳していただいています。 翻訳については完全におまかせな

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