見出し画像

2 断捨離をする|捨てる基準

46歳・女性・おひとりさまが、最高の50歳になるためにしたい100のことをやっていく体験レポート。

最高の50歳になるために、やっぱり、最高の部屋に住んでいないとね。

理想はいい。

現実はどうかというと、掃除も嫌い、料理もしない。生活力偏差値20の私

仕事を言い訳に、「暮らし」を後回しにしてきた。独身で、誰からも咎められないのも、よくなかった。

汚部屋までいかないけれど、部屋に物が多くて、なんとなく散らかっている

急に誰かが来られると困るレベル。

困るっていうか、絶対に部屋に入れられない。

ベッドメイキングなんてしたことない。

起きたら、そのまま。

床には読んでいない本が積まれていっている。

化粧品は、部屋のあちこちにあって、使っていないものもたくさん。

たいして料理しないくせに冷蔵庫は満杯。賞味期限が切れている調味料もいっぱい。

食器もいつも使うものは限られているのに、食器棚にはたくさんある。人から貰ったもの、気に入っていないけれど放置しているもの。

親に貰った鏡台はもはや物置きと化していた。何年も座っていなかった。

部屋をいつでも綺麗に保っている友達に「どうやってるの?」と聞いてみたら、「土曜日の午前中に30分だけ一気に掃除しちゃうだけだよ。だから、そんなに大変じゃないんだよ」と言っていた。

私は、土曜日の午前中に掃除なんかしたことがない。

なんなら、年末の大掃除もしたことがない。

1人暮らしのみんな。正直になって。

みんなも、そうじゃないの?

さらに、告白をする。

1人暮らしはじめて、10年もたつ。

私は掃除機を持っていなかった。

クイックルワイパー一本で過ごしてきた。

どうよ、この侍のような潔さ。

私は部屋とか、生活に関心がない人間だと思っていた。

そういうの興味ない!って思っていた。

でも、それと同時にコンプレックスでもあった。

何年も前のこと。当時付き合っている彼氏に振られた時に、理由を尋ねようとして、私の口からとっさに出てきたのは「部屋が汚いから・・?」

彼は無言だった。

否定しないんかい。

部屋が汚いから?という問いは、私のコンプレックスが出た瞬間だったと思う。

私は部屋には興味ないって開き直りつつも、女としてダメ、人間としてダメって、自分ではどこかで思っていたのだと思う。

重すぎる腰をあげて、そろそろ断捨離をすることにした。

考えてみたら、部屋にいて、私が使うものはほんのわずかだった。

パソコン、化粧品、鏡、本、食器くらいなものだ。

なのに、なんでこんなにモノに溢れているんだろう。

こんまりルールは「ときめくか」「ときめかないか」で捨てるものを決めるらしいけれど、私はもっと合理的にこの2つの基準で捨てることにした。

1,使っていないもの
2,たいして気に入っていないもの

この2つで、私の部屋は溢れている。
くぅー。いつの間にそうなってしまったんだ。

着ていない服、ペン立てからあふれるペン、古い化粧品、もう読まないであろう本、一度も読み返していない書類、数回しか使わなかったマッサージ器具、奥に追いやられていた食器…。次々に捨ててみた。

ゴミ袋3袋を3回くらいにわけてだした。

少しだけスッキリした。でも、たいして変わらない。

もっと捨ててみよう。まだ残っているものは、この2つだった。

使っていないんだけど、高かったもの
たいして気に入っていないんだけど、使っているもの

ただ単に使っていないものは、すぐ捨てられたんだけど、(高かったのに)使っていないものは、まだ残っていた。ブランドバッグや、一張羅で買ったジャケットやスカート(太って入らなくなってしまった(( ;∀;))あたり。

あぁ、高いものに限って、ビビって使えず、時間が経って使えなくなってしまう。。もったいない(涙)

今度からは高いものこそ、どんどん使おう。もはや古すぎてメルカリでも売れそうにないから捨てるしかない。くぅー。これはツライ。

次にたいして気に入っていないんだけど使っているもの。これは、家具類だった。テーブル、ベッド、照明…。買った時は「まぁ、いいかな」ってそこまで吟味していなかった。改めて見てみたら、たいして気に入っていない。

4人がけの大きすぎるテーブル、値段で妥協して買ったベッド、選び方がわからなくてとりあえず買った照明。使っちゃいるけれど、どれもたいして気に入ってなかった。

そうか、私はたいして気に入っていないものだらけの環境で暮らしていたのか。

1人暮らしなのに・・!?自由にできるのに?
部屋だけは、世界中で完全に好き勝手できる空間なのに?

いったい誰に遠慮しているのだろう。。なんで我慢してたんだろう。。闇だわ。

よし、全捨てだ。

部屋の中をすべて気に入るものにしよう。最高の部屋を作ろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?