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地方移住を決めたこと

2021年の8月に宮城県登米市に移住し、もうそろそろ1stアニバーサリー的な時間が経過する。

自分の癖なのか、前職では落ち込んだり、上手くいかない時にはその年のクリスマスくらいからお正月シーズンのことを考えて気持ちをハッピーにしていた。

「今年の暮れから正月は子供と妻とどんなに幸せな気持ちでいられるんだろうか?子供たちのクリスマスはどうしよう?何食べよう?」といった感じで現実逃避しつつ、前向きになる時間を想像して前向きにしていた。

正直、一昨年前にそんなことを考えている時は自分が転職するとも思ってなかったし、移住するなんてことも考えていいなかった。

それがどうだろう。パッと仕事を辞めて、不確定要素しかない中で妻を押し切り移住した。さて、今年の年末は何を食べようか…

移住して一番変わったのは「時間」だ。何よりも仕事を仕事としてとらえる感覚がなくなった。ノルマがなくなったこともあるかもしれないが。

今は日常の中に仕事を進めるヒントがあり、それが日常に溶け込んでいるので仕事をしている感覚が若干鈍っている。見落としていることもたくさんあるが”仕事時間”をきにする毎日から比べると断然生きやすい。

家族といる時間も増えた。その分怒ってしまうことも増えたが…休日にオンコールで仕事の電話が鳴りっぱなしということもない。クレームや来週の業務予定に追われ、週末に立ち上げたPCの前で悲壮感も出ない。

だって、このnoteだってAM4:00に前向きな気持ちで書いているんだから。

転職が正解ではない。去り際に「逃げだ」と言ってくる人もいた。      移住が成功ではない。私の場合、地元に戻らなかったので。

ただ、一つ言えるのは「自分の人生の時間と家族との時間は1回きり」であって、それが仕事に費やすのか、愛する人との時間をとるのか。そういう天秤で私は決めただけ。

これから未来が絶対成功ではないが、とりあえず今は成功…と思いたい。

もしかしたら、今年の年末からお正月は食うものに困っているかもしれない…

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