コミュニケーションデザイナー視点のTOKYO CREATIVE COLLECTION参加レポ
こんにちは!ファインディでコミュニケーションデザイナーをしているトム(@_tomd4)です。
9/10(火)にViViViTさん主催で開催された「TOKYO CREATIVE COLLECTION」(以降、TCC)にファインディのデザインチーム数名で行ってきました。
熱が冷めやらぬうちに、会場の様子や印象に残ったセッションをまとめてみます✍️
会場の雰囲気
TOKYO CREATIVE COLLECTIONのコンセプトは「デザインがもたらす競争力を共創するための展覧会」とのこと。日本中のデザイナーやクリエイティブな人々が実践的なデザインのナレッジをシェアしあう場です。
恵比寿ガーデンプレイスの会場には5つのエリアがありました!
シンポジウム
スピーカーによるセッションが聴ける会場。オープニングがはじまる頃にはすでに会場の座席がみっちり埋まり、立ち見が2,3列できていました。大盛況…!一部のセッションを除いて基本的には登壇内容の撮影がNGだったので静かに聴きつつひたすらメモ✍️
スペース / エキシビション
1Fのエントランスを入ってすぐに、TCCの公式サイトのキービジュアルに使われているBONSAI達の展示が!
TCCのクリエイティブパートナー たきコーポレーションさんがつくられた粘土のオブジェを間近で見ることができました。粘土の質感が良い…
小熊の盆栽は「BEAR BONSAI」、スプーンの盆栽は「One Bite BONSAI」という名前がついているようです。
3Fは各社のデザインチームのブース。
入って目を引いたのは巨大ガチャ!ガチャで引いたお題に対して自分の意見を書いて、壁面に貼っていくという体験でした。
奥にはセプテーニさんのトークセッションの登壇者の紹介ボードや、スポンサー各社の紹介ブースがありました。コンパクトなブースがたくさん並んでいて、今まで知らない企業も知ることができたのはよかったです。
メイカーズハブ
ディレクター、UI/UXデザイナー、クリエイターなど自分のメイン領域にあった名札を下げて、話したいテーマのテーブルにいくスタイル。
特定のテーブルに人が集まりすぎることもなく、会話に入りやすい雰囲気でした。飲み物が小さめだったのもちょうどよくて嬉しい!
TOKYO CREATORS COLLECTION
展示の中で印象に残ったのは三菱電機の統合デザイン研究所の新米パパ・ママデザイナーズさんがつくられた「親子で楽しく片付けを学べるツール」。
言葉選びからデザインまで、三菱電機さんのものづくりへの熱意が伝わりました。
(社内での取り組みでまだ一般化はされていないとのこと)
奥に進むと展示&クリエイターと話せるエリアがありました。展示内容は絵画やファッションなど、普段触れる機会の少ない領域のクリエイターとも話せるうれしい時間でした。
特に印象に残ったセッション
普段コミュニケーションデザインの領域でディレクションをしているので、広告や組織づくりに近いそうなセッションをメインに聴きました。
その中で特に印象に残ったセッションをピックアップします。
理念を可視化するブランドロゴの作り方
大切なのに意外と知らない開発プロセスとデザインのポイント
アートディレクター 木野村さんによる、ロゴを作る上でのプロセスのお話。ブランドの人柄設定、視認性や審美性を上げるための精緻化のプロセスまで細かくお話しいただきました。
ブランド系のデザインは効果測定が難しくビジネスや経営にメリットを理解してもらいづらい…という話もよく聞きますが、木野村さんが「人の第一印象は視覚情報が55%が占めると言われている。ということはロゴは企業の第一印象を決める重要なものではないか?」といったことをお話しされていました。
ロゴやブランドの力をデザイナーが信じ続けて推進していかねば…!という勇気をもらえました。
博報堂のすごいプロジェクトデザイン
博報堂にて企業のブランディングやサービス開発を支援されている小口さんによる、プロジェクトで成果を出すためのナレッジについてのお話。
与えられた要件に沿って作るだけではなく “事業成長につながる施策を考えて” など要求が抽象的になってきた中で、プロジェクトの成功には秀でたスタープレイヤーの数よりもチームの成熟度が重要であるとのこと。
その上で、メンバーが誰かに指示されてやるのではなく自ら思ったことを行動に移せている状態にすることで、チームの成熟度が上がる(自身の専門領域以外にも染み出して提案/行動できる&周りも提案を受け入れ合うようになる)とお話がありました。
ファインディでも、セールスやマーケター、PdMなど多くのメンバーとチームで仕事をしており、まさにチームの染み出しの重要性を感じる日々なので学びになりました!
また、相手の反応閾値を認識することもプロジェクト成功のコツであるとのこと。(反応閾値=部屋の汚さへの過敏度/許容範囲みたいなもの)
まずは反応閾値に違いがあることを認識し、その上でどこまで許容するかを定量的にルールメイクすることが重要とのことでした。
全体通しての感想&おまけ
セッションに惹かれて参加しましたが、展示や交流会などコンテンツが多く丸一日楽しめました
また開催2ヶ月くらい前からプレイベント(オンライン配信)を聴いていたのもあり、会場でスピーカーの話を生で聴けてより感動…!
プロダクトデザイナー、コミュニケーションデザイナー数名で参加してきたので記念写真 ✌︎ ピース
(追記)一緒に参加したメンバーのnoteも上がってました!こちらもぜひ👇
ファインディのデザインチームのnoteまとめものっけておきます ✌︎
ファインディのデザインチームの詳細はこちら↓
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