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「大企業スキル勉強会」参加レポ〜環境をズラしてスキルを浮き立たせる

こんにちは。製造業で情シスマネージャーをしているまさです。

今回は、2024年3月4日に開催された「大企業スキル勉強会」の参加レポートです。

「大企業スキル勉強会」は、大企業に勤めるまたはかつて勤めていた方がオンライン上に集まり、自分のスキルを言語しながら対話をすることで、自分の新たな魅力を発見するワークショップ型のコミュニティです。


▶︎大企業スキル勉強会

主催者であるあつみさんは元大手自動車メーカー出身で、現在はノマドワーカーとして活躍しながら、このコミュニティを運営されています。

このコミュニティに参加するのは今回で2回目です。このコミュニティの魅力はズバリ「人」です。

こういうコミュニティって、カリスマ性の強い人が仕切っていたり、クセの強い人が集まりがちですが、平日の夜にオンラインで集まってくる参加者の皆さんは、良い意味で普通の人です。

だからお互いに何となく安心感があるんだと思います。オンラインで参加者の皆さんの顔を見た時の同士感みたいな…

主催者のあつみさんもとてもフランクに接して頂けるのもここに人が集まる理由だと勝手に思ってます。


▶︎スキルを棚卸しする

大企業スキル勉強会では、課題図書である「あなたの強みを高く売る」を読み、自分自身のスキルや経験、最高の仕事と思えることを「AMMサーチシート」に書き出します。

いわゆる言語化です。

最近リスキリングやアンラーニングと言う言葉が流行り始めてから「新しいスキルを身につけよう」と言う流れが出始めていますが、過去の経験やスキルを捨てるなんてもったいないと思いませんか?

自分の経験やスキルには何かしらの価値があると思います。

大企業に長く勤めた人はなおさらです。

自分の魅力やスキルに気付かないだけで「イヤ、自分なんて何もできないっすよ」と謙虚になって何もしないのは宝の持ち腐れです。

学び直しより先にスキルの棚卸しを

課題図書 あなたの強みを高く売る

▶︎スキルを言語化しよう

「大企業スキル勉強会」で使う言語化ツールは、「AMMサーチシート」。まずこれに自分のスキルを書き出すことから始めます。

最初から何もない状態でスキルを言語化しろと言われてもそれは大変ですが「AMMサーチシート」は、ストーリー仕立てで自分自身のスキルややりたいことを言語化出来る、初級者に優しい言語化ツールなのです。

ちなみにこれが私が言語化した自分のスキル

恥ずかしがらずに公開しよう

初めて書き出した時、自分はこう思いました

自分の思う強みは価値のあるなのか?

他人はもっと凄いスキルを持っているから大したことないんじゃないか?



「大企業スキル勉強会」は、このようなネガティブな想い込みに対して、次の問いかけからスタートします。

「あなたのそのスキルの価値を対話を通じて一緒に確認しませんか?」

「そのスキルの他にある隠れた魅魅力や強みを一緒に発見しませんか?」


▶︎自己開示と対話をしよう

さて、今回の「大企業スキル勉強会」は3回シリーズの最終回です。平日の夜にもかかわらず参加者は24人!

最終回のテーマは、
スキルを活かせる環境を探す

ディスカッションのゴールは、
各自のスキルや経験を活かせる環境を知り、ネクストアクションを決める


今回はライトニングトークからスタートです。

JTCに属しながら技術コミュニティと触れた事で自分に起こった変化を語って頂いたうきょうさん、同じ情シスなので共感も2倍です!

そして今回、印象に残ったのが久里子さんのLTです。

  • スキルを考え過ぎると絶対評価になる

  • スキルは相対評価である

  • 環境を変える(ズラす)だけでスキルは浮き立つ


環境を変える(ズラす)だけでスキルは浮き立つ

この言葉は刺さりました。まさに自分の体験と重なったからです。



▶︎環境をズラすとスキルが浮き立つ

この言葉は、他の参加者に皆さんも同じように刺さったようなので、深堀してみます。

私がいるITの世界に例えてみましょう。

開発会社やベンダーに居るとスーパーエンジニアの影に隠れて自分のスキルを活かす機会が少ないと感じることがあるはずです。

私の場合、富士通時代は、システム企画や調査、社内ベンチャー、デザイン部門、ネットワーク、アウトソーシングと様々なキャリアを積んで来ましたが、「システム部門なのにプログラムが出来ない」「2、3年で部署を渡り歩き一つ一つの経験に深さがない」なんてネガティブな見方もできてしまうのです。

ところが、社内の営業、プリセールス部門や、社外の事業会社の情シスに「環境をズラす」(異動や転職)をすると、相対的に自分の経験やスキルが浮き立ち、活躍の場が見出されることが実際に起こりました。

他の参加者の方も同じように共感されていました。

こういった物の見方ができるようになるだけで、仕事や人生、人間関係が変わってくると思います。

特に、50歳前後のサードエイジと呼ばれる年齢層の人は、今後自分がどこでどう輝くのか、輝けるのかを再発見できるのではないでしょうか?


▶︎大切なのは次のアクション

「大企業スキル勉強会」でたくさんの学びと気づきがありました。

でも、一番大事にしているのは、「次、自分はどうするの?」です。

勉強しただけでは終わらないよう、私はアウトプットします。

そして、アウトプットしたものを社内に持ち帰り、どんな小さなことでも良いから学んだことを行動します。

社内のワークショップで紹介する、話をする。なんでもOK。

さらに、自分自身の次のステップアップに繋げていきます。

ここで出会った人と会って話をします。

全員は無理ですが、少しずつ。

他のコミュニティで再開することもあるでしょう。

こういったつながりは大切にしていきたいですね。

最後に参加者の皆さんと


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