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なぜドトールコーヒーはこんな安いの?戦略について〜カフェ編

おはこんばんございます。
カフェマスターのトマト缶です。

カフェで時間を過ごすことを、この上なく大事にしています。
「今日もゆったりカフェで時間を過ごそう。」
と思った時に、【ドトールコーヒー】はいかがでしょう。
本日はトマト缶が、ドトールコーヒーの魅力を紹介していきます。

内容は、「なぜドトール商品は安いのか?」です。
その戦略を書いていきます。
よろしくお願いします。

ドトールの概要

ドトールの社是

ドトールの社是は下記になります。

ドトールコーヒー公式サイトより




「一杯のおいしいコーヒーを通じて、お客様にやすらぎと活力を提供する」
ドトールコーヒーは、一杯のコーヒーが安い上に、サービスと居心地も良い、私がおすすめしたいカフェの1つです。
やすらぎと活力を与えてくれるドトールは、これからも利用させていただきます。

②お値段

お値段は本当にリーズナブルです。
ブレンドコーヒーのSサイズが250円!!!

ドトールコーヒー公式サイトより


もうカフェ好きには最高ですね。
なんでここまでコーヒーが美味しいのに安いのでしょうか。
今日はその疑問を調べていきます。

ドトールが美味しいコーヒーを安く提供できる理由


①ドトールはコーヒー豆を、世界約20ヵ国から調達をしている。

・ハワイ島をはじめ、ブラジル・ミナスジェライス地方など「価格」と「クオリティ」のバランスを考えながら、「クオリティ」が優先されて調達される。
→値段がお安いのに「クオリティ」が優先されているんですね!!

・世界約20ヵ国に赴き、実際にどのようなコーヒーなのかを選別し、調達に至っていること

②品質へのこだわりと、ビジネスパーソンに向けた戦略

・皆さんはカフェに行くとき、「味」と「価格」を基準にすると思います。そうした中で、ドトールはビジネスパーソンに向けた美味しいコーヒーを、低価格で提供してくれます。

→ビジネスマンは仕事で長居することがあまりない。ドトールはビジネスパーソンの利用時間と回転率を考慮し、利益の確保を狙う。


・コーヒーの消費量を年代別に見てみると、40歳から多い印象。

コーヒー消費量ランキング

引用先:味の素AGF株式会社より
https://www.agf.co.jp/company/news/2015-11-16-713.html


いつもドトールに行くと、「40〜60歳」の層の方が多いイメージ。

しっかりと需要を考えた戦略が行われています。
すごい。

③フランチャイズにも力を入れていること


フランチャイズとは?


→ドトールと加盟店にて、加盟店が加盟金を支払うことで、ドトールの商品やサービスの販売を加盟店で行えることです。

言葉だけだと分かりにくいので、流れを確認しましょう。

フランチャイズの簡単な流れ


1.本部ドトールが、運営のノウハウ・ブランド力・商品開発を、加盟店に展開します。

本部『ドトール』では、、
①運営マニュアル
②ブランド力
③商品開発
これらを加盟店に提供します。

・また、ドトールは40年以上、1000店舗を超える実績がある運営のノウハウを加盟店に提供します。

・カフェ経営者育成機関の「IRP経営学院」を本部に設置

・本部の専門部署がトレンドをとらえたメニューを季節ごとに開発し、提供。



2.「加盟店」では、下記のものをドトール本部に提供します。

①従業員
②土地、店舗

を提供します。

つまり、ドトールで培った経営のノウハウを契約店で行えます。
フランチャイズに力を入れているこそ、ドトールがありきたりに存在し、わたしたちが利用できるんですね!!

画像参照(直営店がドトールコーヒー本部)


加盟金とロイヤリティについて


本部のドトールは加盟店に運営のノウハウ・ブランド力・商品開発を提供しますが、どのように収益を得ているのでしょうか。

実は、本部ドトールがフランチャイズに加盟するための条件として、いくつかの加盟金や※ロイヤリティが発生します。
※加盟店が本部ドトールに、売上に対してお金を支払うこと。


①加盟金   →165万円
②出店準備金 →165万円
③加盟保証金 →150万円
④出店保証金 →150万円
⑤研修費   →22万円
⑥設計管理料 →121万円 +(契約坪数ー10坪×4.4万円)
⑦ロイヤリティ→売上(税抜)の2%

※上記に物件取得費(10~12か月程度)や内外装工事費などがかかります。

フランチャイズすげえ。仕組みがすごい。
本部ドトールは土地と従業員がいないという欠点を、フランチャイズの仕組みで補い、収益まで得ている。

ここまでできるのは、ドトールの運営のノウハウと実績や信頼があってからこそだと思います。

これからも利用させていただきますね!!

記事引用先:ドトールコーヒー
https://www.doutor.co.jp/business/fc/condition.html

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