整備の重要性
『整備』は、英語ではmaintenance(メンテナンス)
こんなことは誰でも知っているものですが、
頭ではわかっていても、部活動の中でそこまで意識できてる人が少ないなぁと感じることが多いです。
高校生も大学生も、「まずは練習」という思考が強すぎて、
壊れてから直す、壊れてから直すの繰り返し
でも部員は、「整備します」っていう
それって『修理』(repair)じゃないの?
慢性的に修理のことを整備と勘違いしていると、船をいじることの行動すべてが「整備」というカテゴリで分類されてしまうようになります。
まずはこの意識を変えるところからやっていかないと、教えている身からしても、練習時間の確保、船のクオリティの維持ができなくなります。
現状、土日しか練習を見に行けない状況なので、練習時間を削るような要因が「修理」にならないようにをしっかり気づいてもらわないといけないんです。
メンテナンス(maintenance)はヨットにおいては
硬く、軽く、滑らかに
これをベースに船の整備をします
無駄なロープは重い上に海に垂れたら失速の原因になる、しかも、絡まりやすくなってトラブルも増えます。(軽さを求める)
船のハルやラダーやセンターボードがザラザラしていたり、FRPが削れていると、水の抵抗が多くなって遅くなります(滑らかさを求める)
船を徹底的に乾燥させる。水が入っていると、手がふやけるのと一緒で、FRPの繊維に水が入り込んで重くなる+強度が落ちて波に対して柔らかくなってしまいます(硬さを求める)
日常的にこのメンテナンスが出来ていれば、船も長持ちするのと、愛着も沸いてきます。
愛着がわくと、船を大切にするようになり、船の異変に気付きやすくなります。
そうなるとさらに船が長持ちします。
以上、整備の重要性でした。
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