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ニュージーランドの高校生活

海外の高校生活がどんなのか気になりませんか!?
ということでニュージーランドの高校生のあれこれをのぞいてみましょう〜。

学校紹介
私はニュージーランドのクライストチャーチにあるヒルモートンハイスクールに通っています。他の学校と比べると人数も少なく、校舎も小さいです。また、留学生や発達障害のある方も積極的に受け入れているのも特徴です。

時間割
これは月曜日から金曜日までの時間割が書いてある紙です。

好きな教科を取っていいよと言われたので好きなものしか取らなかったら自然と実技教科ばかりになりました。

ELL →English language(英語)
DTY →Digitaltechnology(プログラミング)
PHO →Photo graphicsdesign 
(フォトグラフィックデザイン)
MUS →Music(音楽)
ART→ Art(美術)

他にも数学や理科や歴史、建築や裁縫、経営学やドラマの授業もあります。

「2ART B12」などの2はレベル2のことです。英語の難易度でレベル1とレベル2とレベル3で別れています。B12は教室の名前。ニュージーランドは全部の科目が教室移動です。

英語は留学生が必ず受けないといけないESOLという授業を取っていて、現地の生徒が取っている英語とはまた別のクラスになります。授業内容は、簡単な本を読んだり、「あなたの国の教育論についてどう思うか」や「ドーピングについてどう思うか」などお題について話し合ったり、クロスワードに言葉を当てはめたりして、読解力、語彙力、対話力を鍛えています。
日本と違って驚いたのは音楽です。自分のしたい楽器を個室の部屋で練習したり、先生から作曲方法を教えてもらいます。みんなで歌ったりせず、完全に自主性を重んじています。

二時間目が終わったあとにTutorというホームルームのようなものがあり、各先生の部屋に集まって連絡事項を聞きながらお菓子食べたりスマホいじったりできる時間があります。(ヒルモートンはTutorだけど、学校によって呼び方が違うよ)
下の写真はTutor。ちなみにパソコン見てる人が、グラフィックデザインと美術の先生で、火曜日は英語以外全部この先生。速いしなまってるから何言ってるのか9割理解できてない。

昼ごはん

ロングブレイクが1時20分からと少し遅めなので、ショートブレイクのときにある程度食べておかないとお腹が空きます。家からお弁当を持ってくる人、食堂で食べる人、売店で買う人、いろいろです。

私のお弁当は毎日こんなんでホストマザーが作ってくれます。緑の入れ物の中にせんべいみたいなお菓子が入っていて、水色の中はアーモンドが入っています。日本で売ってるりんごよりも一回り小さいりんごをかじって食べるのがニュージーランド流です。

こんなふうに芝生に座って食べてます。

制服
year1〜year13(1年生から13年生)があり、私は日本の高校一年生にあたるyear11(11年生)です。year13は私服でいいですが、それ以外の人は制服を着ないといけません。

これが制服です。ブレザーがない代わりにウィンドブレーカーみたいな中が裏起毛のやつか赤いニットを半袖シャツの上に着ます。女子でもズボンをはいてる人もいます。冬はくるぶしまであるチェックのロングスカートです。

部活
授業は五時間しかなく、15時に学校が終わります。日本では学校が終わり部活があるのが普通ですが、ニュージーランドは水曜日しか部活がありません。しかも一時間くらいで終わります。だからもっとガチでしたい人は家の近くの公園でバスケしてる人に混じったり校外でしてる人が多いです。
冬と夏でできるスポーツが違います。今だとサーフィンができます。

まとめ
ニュージーランドの学校生活はだいたいこんな感じです。はじめはアイカーリーのイメージでこっちに来たけど全然違ってびっくりした。笑
イギリスの血筋の人もいれば、マオリもフィリピンもインドもインドネシア人もいる。いろんな宗教や文化が混沌としています。多様性多様性と言う前に多様性が走り去っていき、充実した日々を送っています。

以上、ニュージーランドのスクールライフでした。
留学を考えている方に参考になればなと思います。
詳しく聞きたいことがあれば、コメントやツイッターのDM、お待ちしております〜。