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#13 精子凍結できる化合物Xを見つけ出せ!

「え、なにこれ!」の体験を産み、「次もしたい!」の学びを残す
科学実験教室シコウサクゴLAB
今日のテーマは、大学研究で実際に使用される技術を使用した「精子凍結融解の実験」になります!

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|どんな科学教育教室だった?

今回は、熊本大学の研究室の後援のもと、大学の研究室内で実際に体験型の生殖工学ワークショップを実施しました!
実施内容:「精子凍結→融解→運動性のデータ測定評価」
場所:熊本大学生命資源・支援研究センター5F

今回は、午前・午後に分かれ、小学4年生~大学生までが参加しました!

実験内容は、
👉講義:DNA・生殖細胞・精子や卵子に関する
👉実験:精子凍結、融解操作
👉解析:IVOSをつかった運動性の定量的解析

今回の材料は、
マウス精子、ストロー、ストロー操作用シリンジ、液体窒素、ディアビン、マイクロピペット、チップ、倒立顕微鏡、IVOS、体外受精培地、デッシュ、流動パラフィン、精子観察用チャンバー、カバーガラス、恒温槽、化合物A、B、C、筆記用具

|子供達はどんな様子だった?

DNAや生殖細胞がどのようなものか?なんで、必要なのか?を学んでいきます

実験内容のデモンストレーションを行った後、実際に1人1人の手で実験操作に入っていきます!
まずは、精子を、凍結専用ストローに吸い取る作業


なかなか苦戦してます笑

次は、ストローの両端を閉じて、密栓していきます

閉じた後は、-196℃の液体窒素に保存していきます!

そのあとは、精子と再びストローから取り出す融解作業に入ります!

精子が取り出せたら、解析作業入っていきます!まずは、仕組みや作業の講習から!

実際に作業を本人がしていきます!

そして、機械で測定!

実験が終了したら、みんなで結果を考察していきます!

はじめての大学の研究室に、緊張もありながら、楽しく研究をしていました!
実験中の真剣な眼差しは、もう研究者としての人生が始まった合図かもしれません笑
もっと、一般社会と専門科学研究の距離が近くなると、楽しい学びの選択しがグンッ!と広がるかもしれないです!

|シコウサクゴLABの科学実験教室って?

シコウサクゴLABが運営する科学実験教室には、小中学生を中心とし、科学が好きな子、新しいことに挑戦したい子、学校は合わないけど友達と勉強したい子、などなど様々な背景を持った生徒が毎回参加しています!
この科学実験教室は、「科学って面白い!」って感じてもらうことはもちろんのこと、実験を通して、「学ぶ楽しさ」「自分の手で動かて知る面白さ」「この世界にはたくさんの新しいモノがあること」を感じてもらうことも目的としています。
科学実験を通して、好奇心を探求したい皆様、心よりお待ちしております。
Let’s enjoy science!!
BY リュウ先生

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\他の実験レポート/

熊本の実験教室


出張実験教室

https://note.com/tomarunaryusei/n/n0b17855de5d0


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