【朝読書】マーケティングをざっくり学ぶ1
今日は、阿久津 聡さんが書かれた"サクッとわかるビジネス教養マーケティング"を読みました。
この本を手に取った理由
最近、手に取る本がかなり投資系やお金系に偏ってきたことや、web関連で色々やり始めたこともあってマーケティングも少しだけでも学べたらと思い手に取りました。
昔、小売業界で働いていたこともおり、当時こういったマーケティングについて学んだことがあります。
ですが、もうすでに頭から完全に消去されているのでもう一度学んでみて何か使えることがないかを探ってみようかと思いました。
マーケティングのフレームワーク
1.3C分析
市場を構成する3つのCの要素から分析するというものです。
その3つとは
Company=自社
Customer=顧客
Competitor=競合
この3つの視点から考えて、戦略を考えていくわけです。
まずは、「Company=自社」についてです。
これは「何を売るか?」の視点で考えていきます。
例えば、コーヒーが商品だととしも、
価格がリーズナブルなものを提供するのか?
コーヒー豆にこだわったものを提供するのか?
手軽に飲めるものを提供するのか?
商品を売る際に、その先にある何を提供するのかを考えていく必要があります。
つまり、その商品の指針を考えてきます。
次に、「Customer=顧客」についてです。
ここでは「誰に売るか」をニーズから考えます。
この「誰に」というのは、もっと細かいところから考えていきます。
コーヒーで言えば、
「朝、家でコーヒーを飲むビジネスマン」
「ランチ後にコーヒーを飲みたいと思う人」
など色々考えることができます。
ここからその人のニーズは何かを考えていきます。
最後の「Competitor=競合」はわかりやすいかと思います。
他社と自社がどう違い、どう差別化できているかを考えていきます。
競合はどんな商品を売っているのかを調べ、何が違い、そこにはどんなニーズがあるかまで深掘りしていきます。
2.4P分析
Product(製品)
Promotion(宣伝)
Price(価格)
Place(流通)
この4つをマーケティング活動の基本的な構成要素として考え、組み合わせていくことで販売戦略を考えていきます。
つまり、自社の利益を追求するために価格だけを考えて、単に高い価格に設定すればいいという訳でありません。
これらの総合的に考えていく必要があります。
3.4C分析
Customer Value(価値)
Convenience(利便性)
Customer Cost(費用)
Communication(コミュニケーション)
商品の販売に必要な買い手視点で考える頭文字「C」の4つのマーケティング要素の組み合わせです。
つまり、買い手視点でどこまで考えることができているか?と言うことです。
「顧客に価値を提供できているか」
「利便性は確保されているか」
「コストは見合っているか」
「コミュニケーションは必要か」
ここまで考えてこそ買い手視点で考えると言うことです。
まとめ
ここまで見たところはマーケティングの基本的なところです。
結局は、どこまで自分の製品を知り、相手を知り、ライバルを知ることができているかか大切だと言うことです。
この本自体はかなり読みやすいのですが、自分の言葉で噛み砕いて応用できるまで持っていくのはかなり時間がかかりそうです。
他にもマーケティングのフレームワークはあるので、そちらも学びながら、自分のモノにしていきたいと思います。
以上、読んでいただきありがとうございます。
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