【朝読書】グローバルに分散させて投資する #株式投資
今日も"個人投資家もマネできる 世界の富裕層がお金を増やしている方法"を読みました。
最近のブームに疑問を持つ
僕は積立NISAで、コロナになる前からS&P500に連動するインデックスファンドに投資をしています。
ただ、最近は株式投資がかなりブームになってきて、さらには米国株ブームになってきていると実感しています。
特に最近はさらにS&P500もかなり上昇していています。
ここまでブームになるの実感していると、「これは少し過熱しすぎなのでは?」と僕は疑問を持っています。
さらには、「全世界株式インデックスファンド」もかなりの人気です。
でもこの「全世界株式インデックスファンド」にも疑問があります。
それは、中国にも投資されていることです。
中国って資本主義ではないし、市場原理が働く国ではないんですよね。そんな国がポートフォリオの中に入るのはちょっと疑問なんですよね。
そんな中で、その最近のブームにも疑問を持ちながらグローバル投資を推奨するこの本は、僕の疑問を解消してくれました。
そもそもグローバル投資とは?
では、一体このグローバル投資とは何か?
▼この本で定義されている「グローバル投資」
日本株だけでも、米国株だけでもない投資。米国以外の欧州、インド、南米などに拠点を置く優良なグローバル企業に投資をするものです。ただ、現在の投資環境では米国株を完全に無視することはできません。そのため、米国株にそのほかのグローバル株を加えて、世界の株式に幅広く投資するスタイルのこと。
つまり、国際分散させてより高い年率で株式投資で資産を増やしましょうってことです。
そして、何よりこの「分散」って言葉よくこの本で出てくる中で、どういった分散があるのか?それが細かく紹介されていました。
そこで、その分散の方法をこのnoteにメモを残して、いざと言うときに立ち戻ることができるようにしておきます。
投資を分散させるとは?
投資を分散させるときには、もちろんこの本でのグローバル投資自体でもすでに分散しているのですが、さらに分散させる必要があると書かれてありました。
そのキーワードとしては、
「セクター」
「テーマ」
「タイミング」
この3つです。
1つずつ紹介していきます。
分散ワード1:「セクター」
セクターとは、日本語で「業種」のことです。
例えば、エネルギー関連や自動車関連、半導体関連などのことです。
でもここではグローバル株(グローバル投資)を推奨しているので、それに伴う「セクター」を知る必要があります。
ここで紹介しているのは、「世界産業分類基準(GICS)」と呼ばれるものです。
この分類んは全部で11個あります。
エネルギー
石油、天然ガスなどの開発や精製、販売に関わる素材
化学品、紙製品、建築資材、金属、工業などに関わるコミュニケーション・サービス
インターネット、スマホなどネット上で提供される様々なコンテンツを提供する一般消費財
自動車、アパレル、ホテル、レストランといった消費者向けの小売、製造サービスを提供する生活必需品
食料、飲料、タバコなどの家庭用品の製造や販売。生活に必要不可欠なもの金融
銀行、証券会社、金融サービスなどヘルスケア
ヘルスケアのプロバイダーやサービス、ヘルスケア用品を製造や販売を行う資本財・サービス
建築関連、電気設備、機械設備、航空宇宙などの資本財メーカーと販売会社情報技術
IT関連のソフトウェアや情報技術のコンサルティング、データ処理。半導体などのテクノロジーなども含まれる不動産
不動産デベロッパーなど公共事業
電力、ガス、水道などの公共事業などに関わる
以上がグローバル株でいう「セクター」です。
分散ワード2:「テーマ」
有名な「テーマ」としては、
脱炭素(GX)
環境、社会、ガバナンス(ESG)
クラウド化を含めたDX
防衛
エネルギー
などです。
中でも脱炭素は、セクターでいう「一般消費財」「エネルギー」「素材」「公共事業」などが関わります。
そして、著者から「セクター」や「テーマ」から絞り込む際のヒントが書かれてありました。
セクターやテーマ内で銘柄を絞り込む際には、ニューヨーク・ダウやナスダックの総合指数のようなインデックスと比較が有効です。
そして、長期的に見て平均してインデックスを上回るような成長を続ける銘柄を選ぶと言うことです。
分散ワード3:「タイミング」
日本人であれば、グローバル株を買うときにはドル建てで購入します。
つまり、必ず"為替リスク"がともないます。
円安=購入コストUP、円高=購入コストDOWN になります。
このnoteを書いているときには円安なので、円高のタイミングで購入したり、ドルコスト平均法を使って、積立方式で為替リスクを分散するといったことが必要です。
ここまで分散についてみてきました。
基本的には銘柄は25銘柄に分散することをこの本では推奨しています。
ただ、グローバル株は言語の情報も問題もあるので、翻訳アプリでクリアしていくしかありません。
僕の疑問に思っていたことも解消されたので、一度このグローバル株を探してみても良い経験や勉強になりそうです。
今日はここまです。
以上、読んで頂いた方はありがとうございます。
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