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【朝読書】「優位性」を考えることが大切

今日は、伊藤 邦生さんが書かれた"年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち"を読みました。

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち

1番大切なのは「優位性」

この本で最も言いたいと僕が思ったことは、お金を稼ぎ続ける投資家になるために大切なことが何より「優位性」だとということです。

この本で、大切なことを5つ紹介していました。

  1. 優位性

  2. 規律

  3. 忍耐

  4. リスク管理

  5. 覚悟

この「優位性」については、僕は今まで考えたこともありませんでした。

どういうことかというと、先ほどの300万円の公務員で不動産投資を行なっている方の例で言うと、

  • 1年間かけて不動産投資について勉強した

  • 実際に物件を見た数は20戸

  • 資料ベースで見た物件は100戸以上

  • セミナーや本をかなりの数読んでいる

こういったことを行うことで不動産業者と渡り合えるほどの知識や情報を身につけていると言うことです。

ここで得た知識や情報が他の購入者と比べて、「優位」になると言う意味で「優位性」が大切と言っています。

さらに、初めて買った物件が300万円程度の不動産で、大手の業者が手を出さないものを買ったと言うことでも「優位」になっています。

これは他に使えることができます。

例えば、株式投資。

自分が普段からしている仕事で関わりのある業界などは、その他の業界にいる人からすれば、かなり「優位」に立つことができます。

さらにプログラミングや分析をしている人は、+αで優位になることでしょう。

いかに他の人より「優位」になることができるか?これがもっとも大切です。

そして、この「優位」になるということは、自分で投資の良し悪しも判断できるということにもなります。

結局、他人が良いと言っても自分にとってそれが最適かどうかを判断できないとカモにされるだけですからね。

こういった視点で物事や投資を考えたことがありませんでした。

今後にこの視点を活かしていきたいですね。

他の4つの大切なこと

「優位性」以外にも4つ大切なことがあります。

簡単にまとめておきます。

2.規律

「自分で判断できない投資はしない」と言うルールを徹底する。

言い方を変えると自分の得意な投資に徹底すると言うことでもあります。

どう言うことかというと、SNSなどでどうしても「この株で〇〇儲けました」「今後この〇〇株が注目」などの情報を見てしまうと誘惑にかられます。

ただ、その場合に気をつけたいのが、「その投資は自分が得意なものか?」
「自分で判断できるか?」と言うことです。

そのルールをきっちりが守ると言うことが稼ぐために大切だと書かれていました。

3.忍耐

これが書かれてある章の初めにこう書かれてありました。

「少し勉強したくらいでお金を出してはいけない」

思わず、少し勉強したくらいお金の出してしまったのは、僕だな。。。

と思ってしまいました。

どうしても投資の勉強を始めるとこうだったら儲かるのでは?と思ってついチャレンジしてしまいます。

しかし、ここは我慢しないといけません。

投資の利益は我慢料」って言われるくらいですからね。

僕もこの我慢できずに色々と手を出して、損失になったことが過去何回もあります。

これは僕の中でかなり重要な要素かもしれません。

4.リスク管理

自分の取れる範囲でリスクを取る

この言葉は投資を勉強し始めた頃によく聞き、目にした言葉です。

これは僕自身もちゃんと理解できていなかったと思います。

簡単に言えば、100万円を投資して、100万失っても良いか?ということです。

さらに、リスク管理のポイントとしては

  • その取引に対してどれだけ自信があるか?

  • 最悪の場合どれだけ損失を許容できるか?

これを各投資ごとに考えていく必要があり、そこまで答えることができることで、リスク管理ができて言えるのだと思います。

5.覚悟

「最悪のケースの損失を受け入れる」

これが覚悟というものだと書かれていました。

そして、さらに厳しくこうも書かれていました。

「絶対に投資で損をしたくない」と言う人は、投資をする資格がありません。

かなり厳しい言葉でした。

つまり、「儲かることがある=損をすることもある」というのが投資ということです。

損をすることもあるけど、儲かる可能性もある。

そこまでの覚悟を持って学び、投資をする所までしてようやく投資ができるということです。

僕はそこまで覚悟を持って投資はできていませんでした。

どんなに小さな投資でも学び、さらには追求していくことが大切ということですね。

今回のこの読書でまた色々と学ばさせてもらった気がします。

もっともっと学んでいきます!

以上、読んでいただきありがとうございます。

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