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【朝読書】他人の知らない知識を身につけることの重要性

今日は、"世界のエリート投資家は何を考えているのか"を読みました。

世界のエリート投資家は何を考えているのか

ここでも出てくる「優位性」

最近、投資に関連する本を色々読み漁っている中で、日本の本でも海外の本でも共通して出てくる言葉が「優位性」です。

どれだけ他人よりも「優位」に立てるかで、投資に対してメリットがあるかを書かれてあることが多いです。

そして、この「優位性」っていうのが何なのか?自分にとって株式投資における優位性とは?と読みながら考えていました。

僕は、普段から材料系の企業から官公庁まで仕事で様々な分野の企業に出入りしています。

そして、自分のいる会社においては、各企業の色々な部品を扱った装置を日々触ったり、他者の装置がどんなものかを見ています。

そこから考えると、僕の「優位性」は?

  • 普段投資家が見ることができない現場の状況や設備関連の投資具合を見ることができる

  • 予算のつき方や動向が間近で把握できる

  • その会社にどんな企業の装置が入っているかを確認できる

  • 自分がいる会社で使われている部品メーカーがわかる

などの材料系や化学系の企業、部品メーカーなどの製造業で他の人に比べて優位に立つことができそうです。

例えば、事務系の人であれば、

  • 最近使うようになったシステム

  • 事務用品の中を他の人よりよく知っている

  • コピー機やパソコンのOA機器で最近よく出入りする商社

  • よく電話でやりとりをする物流会社

などなど色々自分の中で落としてみるとでてくると思います。

こういったものが「優位性」なのだと改めてこの本を読んで考え直し、見つけることができました。

ずっと疑問だった「難解な言葉」

もともと文系だった僕ががっつり理系の企業に入って思ったこと

そして、理系が以前嫌だった理由

その1つがどれも難しい言葉=専門用語を使うことです。

僕は元々が文系なので、誰かに説明するときにはかなりわかりやすくイメージしやすい言葉に置き換えるのですが、なぜ難解な言葉や難しい言葉にして専門用語として使っているのかとても疑問でした。

でもこの本を読んで理解することができます。

この本では医療業界や金融業界を例に出していますが、その理由は

他人より優位に立つため

もっと言えば、

他人の知らない知識を持つため

さらに言えば、

その業界の人にとって利益になるため

一番最後の言葉で、僕はようやく理解しました。

人や企業は他の人より優位に立つことで利益を稼ぐことができ、他の人が知らない難しい言葉で、その優位性を保っているのだと…

つまり、その業界で優位に立とうと思ったら、その業界の専門用語を理解する必要があります。

ここをクリアできれば、他人より優位にたつことができるのです。

常に勉強しろってことですね。

今日の読書は今まで思ってきた疑問が晴れたようでスッキリしました。

以上、読んでいただきありがとうございます。


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