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「出されたものは全部食べなさい!」から見えたもの

前々回からメモの魔力を読んで、著者が実践した1000の質問についてをやっている途中です。

その中で今回の質問で「幼少期の理想の食生活は?」というものがありました。

そんなこと考えたことなかったし、そもそもどんな食生活をしていたかを思い出していました。

かすかな記憶としてあったのは、

  • 嫌いなものは無理して食べたくない

  • 母親の料理は好きだったけど、おばあちゃんの料理は微妙だった

  • 日曜日だけ食パンだったけど、その食パンが嫌いだった

こんな感じの記憶でした。

ここから見えたものは、嫌いなものは嫌いで、好きなものは好きというのが心の中ではっきりしていましたが、家の教育で「出されたものは全部食べなさい」という教育方針だったので、怒られながら泣きながら無理して飲み込んで食べていた記憶があります。

でもそこに僕は思い出しながら、疑問に思ったことがあります。

「出されたものは食べなさいっていうのは、料理の作った側の主張で、食べたい側を無視しているよな…」
「お客様は神様理論と同じ気がする」

「食べたくなるような料理を作るのが本来のやることでは?」

「せっかく作ったんだから食べなさいっておかしくない?」

これって、〇〇してあげたんだから、〇〇しなさいっていうことと同じで、相手に強要していることだと思ったんですよね。

もちろん、いろんな料理を食べさせたいと思っている気持ちも僕も一応父親でもあるので、わかるのですが、やっぱり変だよなって思ってしまいます。

でもここで終わるとただ抽象化したり、疑問を投げただけなので、ここからどうすればいいかを考えていきます。

メモの魔力でいう「転用」です。

僕の「転用」はこうです。


料理を作る相手が何が好きで、何が食べたくなって、何が食べたくないのか?を仮説を立てて検証していく。
こんな料理ならどうかな?これは食べないのか..という感じです。
そこを考えて工夫すると、料理のレパートリーも増えて、もっと面白い料理ができるかもしれない。

つまり、この考え方は
「相手を観察し、仮説を立てて、検証する」「サービスを行う上でも重要な考え方」
と思いました。


僕自身も普段から料理をしますしもうすぐ2歳になる子どももいるので、どれが食べそうでどれが食べないかを土日のご飯で実験しています。

相手が2歳という好き嫌いがある最強の敵ではありますが、日々こちらもレベルアップしているので、いかにいろんな野菜をバレずに料理に入れるかを考えています。

僕はこの質問から転用した考え方を今後さらに実践していきたいと思いました。

「幼少期の理想の食生活は?」という質問からここまでつながると思っていなかったので、とても面白すぎてハマっています。

ちなみに、この質問に対する答えは、「和食(魚中心)で食パンのない生活」です。

自分で書いてみて、シンプルすぎて笑ってしまいました。

以上、ここまです。

読んでいただいた方はありがとうございます。

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