どうせ勝手に入るんだから基本力は抜いていいというお話。

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今回は理由がないなら、必要ないならどんな時も、どんなことにだって力を入れなくていい、脱力してしまっていいんじゃないかっていうお話。

さて、自分は日頃のルーティーンの中で柔軟とストレッチを毎日欠かさずやっているのですが、身体を伸ばしたり縮めたりって基本的に自分の力はいらないんですよ。意志というか、意識は必要なんだけど。極端な話だとは思うのだけど、人間って地球上に存在する限りは必ず重力っていう圧力をかけられているわけでして。つまりその力を借りてしまえば自分で故意に力を加えなくてもその方向に身体を投げてあげればそっちに身体は圧が掛かって倒れていくわけで。脱力すればそれがもっと顕著になるんですよね。わかりやすい例で子供を抱きかかえるときに起きてる子供よりも寝ている子供の方が重いっていう。完全に脱力して全部を預けてくるからより重くのしかかるっていう。

でも、柔軟したりストレッチしたりって、現状よりも柔らかくしたいとか、もっと遠くへっていうのが基本じゃないですか。だから、どうしても無意識に自分の力が入ってしまうことが多くて。本気で神経とか指先の末端まで意識して力を抜いてあげないと完全に力を抜いてっていうのは難しいわけでして。自分が考える完全なる脱力は眠ってる時か、その直前の布団とかベッドに身体を完全に投げてる状態くらいなんじゃないかなって。

普段の生活の中で寝てる状態から身体を起こして立ち上がってっていうだけでもう無意識的に身体に力が入ってるわけじゃないですか。というか、生きてるだけでもうどこかしらに力を入れてる状態なわけで。だったら筋トレとか、何かを支えたり持ち上げたり、急いだり、スポーツとか運動のような力を入れるっていうことがどうしても必要な時以外は力を抜いてあげた方が身体が楽だし、他の要素に自分のリソースを割いてあげられるんじゃないかなっていう。どうせ最低限の必要な力は使うんだから、ね。

疲れている人って、よく肩に力が入ってるとか、もう顔が疲れてるとか見てわかる人が多いと思うんですけど、そういった人たちは基本的な普段の生活というか、常にどこかしこに必要以上に力が入ってしまってるんじゃないかなっていう。自分の勝手な考えなんですけど、身体に力が入っていると、心というか精神的な部分にまで力が入ってしまいやすいのかなって。表情がこわばってしまったり、自分で自分を辛くしてしまうというか、しんどくなってしまうっていう。

だから、もう基本的に脱力できる部分は脱力しちゃっていいと思ったんですよ。それが今回のタイトルで。自分で言うのもなんですが、自分て客観的に見てまじめというか、気負うことがめっちゃくちゃ多いんですよ。顔に力が入ったり、肩どころか全身に力が入りがちっていうかｗだから、ある意味自分に言い聞かせる必要があるっていうのもあって。よかったら一緒にやってくれませんか？みたいな。別に普段から身体は楽だし、健康だし、元気だよっていう方はそのままでいて欲しい。ただ、力を入れすぎてるなって感じている人は自分に優しくするっていうついでに脱力して見ませんか？って。
肩を思いっきり上に上げて脱力してストンって落とすとか、手足をぶらぶらさせてみたり、軽くジャンプしてみたり。まぁ、方法なんて何でもいいんですけどね。だらっとぐだーっと全身を放り投げてみるっていうのも、この時代、今の世の中にはきっと必要なんじゃないかなってふと思ったのでした。

ここで横道としていつもの自分語りを。実はこの力を抜くっていうのが、より必要だっていうことになったのがこれを書こうと思ったきっかけで。自分、体型・・・体のバランスを？変えたいなって思って。今までやってきた柔軟やストレッチって割と健康維持だったり全身に意識してやるものだったんですけど、それだと本当全身が満遍なく鍛えられて行ってしまうんですよ。ボディビルダーさんみたいな極端なほど筋肉が発達するようなものではないのだけど。じゃなくて、メリハリだったり、こんな身体つきになりたいってなったら今度はそこは鍛えなくていいっていう箇所も出てきて。
そうなると、もっともっと今までの意識よりも更に体の力を抜いてあげなくちゃいけなくて。それはもう、普段の生活から、常に意識して力を抜いてあげるっていうところまでもっていかなきゃいけなくて。これって結構大変なんですよ。意識すると力が入りやすくなるｗ脱力することがこんなに難しいなんて思わなかったっていうｗ　

大は小を兼ねるとか力こそパワーみたいな、エネルギーとかやる気とかいろんなものって大きい方がいいみたいな風潮あるじゃないですか。その方がいいってことは多々あると思う。でも、だからこそ引いてあげるというか、小さくすることが良いって場合もあるんじゃないかなっていう考えに至ったのでよかったらどうですかっていう。結局はこれも、自分に合ったサイズを探してあげることが大事なんだろうなって。本当難しい。人それぞれで、何が正解というか正しいかなんて変わってくるじゃないですか。だから、自分は自分が良いなって思ったことをこういった記事にして発信したいなって思うんですけど、強制したりやってくださいとは絶対に言いたくないし、言わないようにしていて。できたら、興味を持ってもらえたらいいなって。そこで、一緒にやってみてほしいなって。それが読んでくれたあなたにも良い方向に、合うものがあったら嬉しいなって。そう思うのです。脱力や力を抜くって自分に優しくとか、休息に繋がるものだと思うから悪いものではないんじゃないかなって。そんな風に、少しでも心穏やかに日々過ごせる人が増えて行って欲しいなと改めて思うのでした。もちろん、自分も含めて。

では今回はこの辺りで。読んでくれたことに感謝を。それでは、また。