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プレゼンの勉強で1番ためになった「ストーリーテリング」

結論

圧倒的な力と魅力で自分のアイデアに賛同してもらうための第一歩は、
ストーリー/話の流れを作ること

理由

人は話の筋道が立っていると、
話を最後まで聞くことができる脳の構造を持っている

具体例

ベストセラー嫌われる勇気は、「青年と哲人の対話」の物語形式
夢をかなえるゾウも、平凡なサラリーマンが「神様」ガネーシャの課題をクリアして成長していく物語

提案

プレゼンテーションもストーリー仕立てにして、
聞き手が覚えやすいストーリーを作り、語る必要がある

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(ここから本題 ※2,773文字/約5−7分ほどで読めます。)

私は2020年1月にマーケティング担当になりました。
今までは営業担当として対面でお客様と話す、今は複数の方(オンラインなのでWEBカメラ)に向かってプレゼンテーションする機会が多いです。

もともとは営業マンとして15年お客様と対面してきたので、話すことは得意だと自負していました。

が、

実際にやってみると、営業(1対1での対話)とプレゼンテーション(1対複数)は、全く違います。

営業は、相手の反応に合わせて話を組み立てることができます。
プレゼンテーションは、聞き手を飽きさせないようなストーリー構成/話し方をする必要があります。

特に最近はYou Tubeなどで動画を観る機会が多いため、お客様の目が肥えています。
私自身もウェビナーの受講者として、たくさんの方々の話を聞いています。

最後まで聞けるプレゼンテーションと、途中で飽きてしまうプレゼンテーションの違いはなにか?

を必死に考え、
今もなお自分のプレゼンテーション能力を磨いています。

学びを実践で試す中で効果が高いと思うのが、

ストーリーテリング

ストーリーテリング(英: storytelling)は、語り手が、相手に伝えたい思いやコンセプトなどを、それを想起させるような印象的な体験談あるいはエピソードなどの「物語」を引用し、例示することで聞き手に聞かせ、印象付ける手法のこと。

一言で言えば「物語を語って伝えること」である。

近年ではマーケティング用語としても知られ、ビジネスにおいても、 組織DNAや価値観、想いや魂、暗黙知などを伝え合い、共有するなどの意味でも重要な存在である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

人は話の筋道が立っていると話を最後まで聞くことができる脳の構造を持っています

例えば、

ベストセラー嫌われる勇気は、「青年と哲人の対話」の物語形式です。
夢をかなえるゾウも、平凡なサラリーマンが「神様」ガネーシャの課題をクリアして成長していく物語です。
クイズ番組で活躍するロザンの宇治原さんは、歴史の勉強では暗記はほとんどせずに「ストーリーを頭に描いて覚えた」そうです。
参考:頭のいい人は「ストーリーをつくって」記憶する | 10歳若返る!簡単に頭を鍛える法 | ダイヤモンド・オンライン
東京大学法学部を首席で卒業した山口真由さんは、情報を覚える際は、別の「何か」と紐付けて「意味」を持たせ、記憶したい情報をに何かしらの「エピソード」を紐付けて、「ストーリー」のようにして覚えていたそうです。
参考:東大首席エリート実践! 覚える力を上げる「ストーリー記憶法」

ということは、プレゼンテーションもストーリー仕立てにして、聞き手が覚えやすいストーリーを作り、語る必要があります。

実際に「スティーブ・ジョブズ氏」のプレゼンテーションが人々を魅了
し、熱狂させ、伝説として語り継がれているのは、「ストーリー」が優れているためです。

iPhone発表時などスティーブ・ジョブズの伝説のプレゼンを紹介しながら、その秘密を詳しく解説している著書の第1幕は、「ストーリーを作る」です。

圧倒的な力と魅力で自分のアイデアに賛同してもらうための第一歩は、ストーリーを作ること、話の流れを作ることだ。流れを上手に作れるかどうかが平凡なプレゼンテーションと卓越したプレゼンテーションの分かれ目となる。
引用:スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 第1幕 ストーリーを作る

ここまで、ストーリーの重要性について語ってきました。

では、
どうやったら自分のアイデアに賛同してもらうストーリーを作れるのか?

CARフレームワーク

YouTube登録者数231万人&著書累計330万部突破しているメンタリストDaigoさんの著書「超トーク力」に物語を上手に語るテクニックCARフレームワークが紹介されています。

CARフレームワーク
P&Gコンシューマー&コミュニケーション研究所所長ポール・スミス氏が提唱する「ストーリーテリング」の枠組み。CARは、それぞれ次の単語の頭文字。

C=Context(コンテクスト)・・・文脈

A=Action(アクション)・・・浮き沈み

R=Result(リザルト)・・・まとめ

言葉だけだとわかりにくいので、1つずつ詳しく解説。

C=Context(コンテクスト)

ストーリーを理解するために必要な背景情報を伝える※もっとも重要

ここで大事なのは、聞き手が話を聞くことでどんなメリットがあるかを提示することです。

相手に話の骨子/どんなメリットがあるかを伝え、理解してもらえば本題の話を聞いてもらうこができます。

では、本題に入っていきます。

次は、

A=Action(アクション)

本題で最初に伝えることは、結論です。

最初に結論を伝える理由は、相手の関心を高めるため。
ビジネスの世界では、よほど相手との信頼関係がない限りは、最初に結論を伝えるのが定石です。

結論

理由

事例/具体例

結論/提案

という流れで話をしていきます。

そして、最後に話をR=Result(リザルト)まとめます。

まとめ

今回のnoteも「CARフレームワーク」の流れに沿って文章を構成しました。

C=Context(コンテクスト)
タイトル:プレゼンの勉強で1番ためになった「ストーリーテリング」
その後に背景、メリットを提示

A=Action(アクション)
結論:圧倒的な力と魅力で自分のアイデアに賛同してもらうための第一歩は、ストーリー/話の流れを作ること

理由:人は話の筋道が立っていると話を最後まで聞くことができる脳の構造を持っている

具体例:ベストセラー嫌われる勇気は、「青年と哲人の対話」の物語形式
夢をかなえるゾウも、平凡なサラリーマンが「神様」ガネーシャの課題をクリアして成長していく物語

結論:プレゼンテーションもストーリー仕立てにして、聞き手が覚えやすいストーリーを作り、語る必要がある

R=Result(リザルト)
プレゼンテーションを作る/話す方にとって「ストーリーテリング」を身につけるか否かで大きな違いが生まれます。

ぜひ一緒に学び、実践していきましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうとうございます。

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